御朱印が情報発信ツールに!参拝後もご縁をつなぐQR+NFC搭載の「御朱In」が話題!


数年前から加熱し続けている“御朱印ブーム”で、若い女性を中心に今まで寺社とご縁がなかった人たちも御朱印を求めて全国の寺社へ足を運ぶようになりました。
参拝者の減少に悩む寺社としては、御朱印をきっかけに寺社文化に興味関心が集まることは大変喜ばしいことでもありますが、一度御朱印を授与してしまうとそのご縁を継続させることは大変難しいと言います。

そして今、そんな寺社のお困りごとの解決の糸口になるかもしれない、一風変わった“ごしゅいん”が話題となっています。
それがこちら、長野県の浄土宗方便山善立寺の御朱印です!

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なんと表面右下にはQRコード、裏面にはNFCチップが搭載されているハイテク御朱印で、その名も【御朱In(ごしゅいん)】。スマートフォンやタブレットでQRコードを読み取るか、NFC対応の端末を近づけると善立寺のFacebookページに飛ぶようになっているのです!

御朱印は、いわば参拝の証として授与するものですが、それを簡単に最新の情報を取り出せる”情報発信ツール”に変えてしまおうという発想です。
QRコードに違和感を感じるような、妙に馴染んでいるような気もする、そんな絶妙な目の付け所!
編集部も早速やってみました!

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もちろんこれは正式な御朱印ではなく、元エンジニアで現在は同寺の副住職を務める小路竜嗣さんが「もっとお寺や仏教に関心を持ってもらい、御朱印ブームを継続的なものにしたい」という想いで開発。
賛否両論があることは承知の上であくまでコンセプトモデルとして、要望があった場合に希望者に譲っているそうです。

しかし、この意外な御朱印はTwitterで瞬く間に9,000リツイート以上拡散、ウエブや雑誌でも紹介され、一躍有名に!実際には同寺のFacebookページのいいね!の数は微増なものの、その反響は「おもしろい」「良いアイデアだ」「作り方を教えてほしい」と、主に同業の僧侶からあったそうです。
小路副住職は、「実際に御朱Inが欲しいというより、お寺がこういった取り組みをしている事に興味を持っていただいた印象です。」と分析。

今や私たちの生活の身近なものとなったQRコードやNFC。
特にQRコードはアプリやウエブサービスで誰でも簡単に生成できるようになっていますし、ほとんどコストをかけずに取り組めることも魅力です。
ホームページやFacebookなどのSNSを運用しているものの、思ったよりも反応が得られないと悩んでいる寺社の皆さん、他の配布物とともに手渡すなど寺社の広報のヒントにいかがでしょうか。

御朱印で繋がった参拝者と寺社のご縁を再び繋ぐ、そんな御朱Inに期待です!

ちなみに、小路副住職のブログでは、お寺のデジタル化に関する記事などが日々更新されていて、今後は御朱Inの作成方法なども公開されるようなので、興味がある方はぜひ一度ご覧ください。

関連LINK:
善立寺Facebookページ:https://www.facebook.com/ZenryujiTemple/
24bytes 元エンジニア 僧侶のブログ:http://twenty-fourbytes.com/

2016-07-21 | Category コラム

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