河内國一之宮 枚岡神社 神話の世界を再現「天の岩戸開き神事」を本邦初斎行!


2016(平成28)年 12月23日 河内國一之宮 枚岡神社「注連縄掛神事(しめかけしんじ)」(通称・お笑い神事)

 神武天皇の侍臣で中臣氏の祖の天種子命(あめのたねこのみこと)が、天皇の命で祖神の天児屋根命(あめのこやねのみこと)をお祀りされてから、ご鎮座2680年を数える枚岡神社。

 同社の代名詞ともいえるのが、年末に開かれる「お笑い神事」。天岩戸に隠れたアマテラス大神を誘い出すために、主祭神・天児屋根命の祝詞とともに、神々が大声で笑い続けたという「天岩戸の神話」にちなんで社中で行われていた「注連縄掛神事(しめかけしんじ)」を一般参加にまで拡大したもの。
 

s__MG_4812天の岩戸が開かれ、アマテラスオオミカミが登場。80名の巫女とともに「あけのうた」を披露した

その神事が開かれた同じ日(昨年12月23日)の夕刻、中東弘(なかひがしひろし)宮司のプロデュースによる「天の岩戸開き神」が本邦初斎行された。
弟スサノオの度重なる乱暴なふる舞いにより岩戸に隠れられた太陽神アマテラスが、再びこの世界に戻られるという神代の物語が忠実に再現された。
 

s__MG_4778「天の岩戸開き神事」のプロデュースを手掛けた中東弘宮司

主祭神の天児屋根命を演じるのは、この神事を取りまとめる中東宮司。そしてアマテラスを演じるのは日本を代表する画家の一人であり、多分野で非凡な才能を発揮する はせくらみゆきさん。

かがり火、和太鼓、舞、雅楽のしらべが織りなすなかで粛々と神代の物語が再現され、神々の楽しそうな笑いとともに天の岩戸が開かれ、アマテラスが登場すると境内のあちこちから大きな歓声が上がった。

80名の巫女とともに夜明けを告げる言祝ぎのうた「あけのうた」が披露される様は、まさに圧巻。ここでもまた、参詣者はじめ一同による「アッハッハー」の笑い声が響き渡る。
「無心に笑うと心の岩戸が開かれ、神気が蘇り、調和の心が目覚め、来福に繋がる」と中東宮司は語る。

新たなる黎明の時代へ向け、岩戸を開いていくという同社初の壮大な神事は、参詣者全員の心に深く刻まれたことだろう。

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河内國一之宮 枚岡神社(ひらおかじんじゃ)
大阪府東大阪市出雲井町7番16号
TEL: 072-981-4177
ホームページ:http://www.hiraoka-jinja.org/

※情報誌 寺社Now vol.13 特集より

2017-03-07 | Category レポート

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