浅草神社『神棚づくりを通して日本文化に触れる。家庭の中の小さな神社 神棚づくり教室』


神棚づくりを通して日本文化に触れる小さな頃から神棚に手を合わせる大切さを伝えたい

「楽しかった」と目を輝かせた子どもたち
三社様(さんじゃさま)として親しまれている東京都・浅草神社(あさくさじんじゃ)。この神社の社務所内の一室で、小学生を対象にした第2回「家庭の中の小さな神社 神棚づくり教室」が昨年(2016年)12月10日に行われ、小学生37名、保護者30名が参加した。

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教室で使用された神棚キットは、あらかじめカットされた木材が用意され、木工用接着剤を使って簡単に組み立てられるようになっている。最初は子どもたちだけで説明を聞きながら組み立てて行き、後半は保護者も加わり、家族と一緒になって試行錯誤しながら神棚づくりに真剣に取り組んでいた。

参加者に話を聞いたところ、祖父が神棚づくりへの参加を勧めてくれたという矢作颯士(やさくはやと)くん(小学3年生)は「全部一人で作れたので楽しかった。また参加したい」と目を輝かせ、たびたび浅草神社で開かれるイベントに参加している筑井優(つくいゆう)くん(小学3年)も「すごく楽しかった。自分の机に飾りたい」と、神様に勉強している姿を見てもらうようだ。
完成した神棚を嬉しそうに抱えて帰る子どもたちの姿が印象的だった。

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感謝の気持ちと物を大切にする心を養う
浅草神社では日本の文化、伝統、風習を伝えるコミュニケーションの場を提供したいという考えのもと、稲刈りや餅つきなどの日本の伝統文化を子どもたちに伝えるためにさまざまなイベントを開催している。
本教室は、東京都神社庁主催により「三ヶ年神宮大麻都市頒布(さんかねんじんぐうたいまとしはんぷ) 向上計画」の事業の一つとして開催。2016(平成28)年が3ヶ年計画の最終年。
普段の生活の中に神社を設けてもらおうとの意図で企画された。第1回目は昨年8月に文京区の根津神社(ねづじんじゃ)で行われた。

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神棚づくりを通じて、神棚に手を合わせ感謝の気持ちが芽生え、モノづくりの面白さやモノを大切にする心も生まれる。
「スギの間伐材を使うことで自然環境のことを考えてもらうきっかけになるほか、木に触れることでその温もりも感じてもらいたい」と神棚キットの開発者である株式会社クボデラの窪寺伸浩(くぼでらのぶひろ)社長は語る。
浅草神社の矢野幸士禰宜(やのこうじねぎ)も「神棚づくり教室が、他の神社にも広まって行ってほしい」と期待する。

○開催概要:小学1年生から6年生の児童と参加児童の保護者の方を対象
○参加費:1000円(御神札代として)
○開催場所:浅草神社 
 〒111-0032  東京都台東区浅草2-3-1
 TEL:03-3844-1575
 ホームページ:http://www.asakusajinja.jp/
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○神棚づくり教室に関するお問い合わせ先
 クボデラ株式会社
 〒165-0025 東京都中野区沼袋4-27-15
 TEL:03-3386-1153
 ホームページ:http://www.kubodera.jp/

情報誌・寺社Now vol.13「集う、育む 体験レポート~」 より

2017-03-06 | Category レポート

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