桑名宗社『宝刀 村正』のクラウドファンディングが新たに能登半島地震の復興を祈念する特別展示の開催費用を募集、ネクストゴール2,000万に挑戦中。

ー戦災、伊勢湾台風を乗り越えた村正を能登半島で特別展示して復興支援のお手伝いがしたいー

桑名宗社のプレスリリース

桑名宗社(宗教法人 桑名神社/所在地:三重県桑名市、宮司:不破 義人)が2023年12月4日に開始したクラウドファンディング「宝刀村正 研磨・写し奉納プロジェクト~村正漆黒のヴェールを脱ぐ~」は、お陰様を持ちまして、12月16日に第一目標の1,000万円を達成いたしました。

ネクストゴールとして村正の功績を後世に伝えるための顕彰碑の建立を目標にかかげましたが、1/1の令和6年能登半島地震を受けて復興支援のため宝刀村正の特別展示を目標に追加。2,000万円を目標に1月31日(水)23時まで挑戦を続けています。
(プロジェクトページURL:https://readyfor.jp/projects/1543-5

ネクストゴールに掲げた顕彰碑の建設は、桑名宗社が果たすべき歴史的役割であるとしながら、1月1日に発生した石川県と富山県に甚大な被害をもたらした令和6年能登半島地震を受け、復興を祈念する取り組みも開始。「防災御守」画像の無料配布や、「防災千社札」の売上全額寄付の他、新たに復興を祈念する村正の特別展示を、令和7年秋以降に被災地近辺で開催することを決めました。

特別展示の内容は被災地と相談の上決定を行うとしながら、費用は今回のクラウドファンディングで追加でいただくご支援と、神社の自己負担によって全額を賄います。この特別展示が、少しでも被災された方々のお心を癒やし、復興への道を照らすものとなることを祈っております。

クラウドファンディングのネクストゴールでは、特別展示の費用の他に、村正をはじめとした千子派の境内での顕彰を掲げ、顕彰碑の建立、式典、関連資料の整理と収集を行うための費用を募っています。最終日の1月31日(水)23時まで、一人でも多くの方に本プロジェクトにご参加いただけるよう、関係者一同全力を尽くしておりますので、お力添えのほど何卒よろしくお願い申し上げます。

クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクトタイトル:「宝刀村正 研磨・写し奉納プロジェクト~村正漆黒のヴェールを脱ぐ~」
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/1543-5
・実行者:桑名宗社
・ネクストゴール(第二目標金額):2,000万円
・公開期間:2023年12月4日(月)17時〜 1月31日(水)23時
・資金使途:令和7年秋以降実施予定の能登半島地震復興祈念特別展(仮称)の開催費用/村正をはじめとした千子派の境内での顕彰を掲げ、顕彰碑の建立、式典、関連資料の整理と収集を行うための費用

◾宮司 不破義人からコメント
桑名宗社は桑名の総鎮守として約1900年にわたり地域を親しまれています。繁栄の一途を辿っていた当神社も戦災により全焼、地域の支えをいただき約50年かけて少しずつ本殿、拝殿、幣殿、楼門などを復興してまいりました。その激しい戦火を免れた「村正」は地域が守り抜いた宝であり、桑名の復興のシンボルとされています。

当神社の宝刀村正は当時の宮司により刀身に漆が塗られ疎開させたことから難を逃れ現在に至ります。
今なお漆に覆われた村正は、戦時中の姿そのままであり、その激しい戦火を免れた村正はこのCFにより研磨され、終戦80年の復興の証として披露されます。

その村正を被災地で展示することで、復興の力の1つとなれば幸いです。
皆さまには本プロジェクト成功のため、是非とも温かいご支援をお願い申し上げます。

■リターン(返礼品)の例
「クラウドファンディング限定御朱印」や「オリジナル椿油」、「写しを作成する刀匠によるオーダー短刀」など、1,000円〜300万円まで多様なリターンを用意。一部リターンには「宝刀 村正写し完成奉告会参加権」「写し余鉄(本歌鉄入り)ペーパーナイフ製作参加権」などの特別体験もございます。


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監修:全国寺社観光協会

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