京都国立博物館「最澄と天台宗のすべて」(4/12-5/22) 秘仏3体X線CTスキャン調査&3Dプリンターで像内納入品復元!

秘仏CT撮影調査「菩薩遊戯坐像(伝如意輪観音)」愛媛・等妙寺蔵

【写真上段左】60年に一度しか公開されない秘仏中の秘仏、愛媛・等妙寺蔵「菩薩遊戯坐像(伝如意輪観音)」(鎌倉時代 13世紀)

【写真上段右】菩薩遊戯坐像(伝如意輪観音)のX線CT画像。菩薩遊戯坐像のX線透過画像。九博がX線CTスキャン調査を実施したところ、像内の首の部分に、高さ約5センチ、幅約2センチの木製の五輪塔が納められていることが判明した。さらに五輪塔の内部に、仏舎利(釈迦の遺骨)を表現した直径1~3ミリの粒が約20個納められていることも確認された。

【写真下段】京博のプレス内覧会にて、九州国立博物館の企画課研究員・大澤信氏により最新の研究報告が行われた。

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監修:全国寺社観光協会

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