紀伊山地の霊場と参詣道 世界遺産登録20周年記念シンポジウム開催

2025年1月30日、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を記念したシンポジウムが奈良県で開催される。本イベントは、2024年に実施された「吉野・大峯 修験の道を訪ねて」「吉野大峯世界遺産登録活動の全貌を語る」に続くシリーズ第3弾として位置づけられている。

シンポジウムには、法隆寺管長の古谷正覚師、薬師寺管主の加藤朝胤師、金峯山寺管領の五條良知師など、奈良の寺院を代表する僧侶たちが登壇。さらに、橿原市の岸本裕史部長、桜井市の前野孝久理事、明日香村の森川裕一村長が地域行政の視点を交えて議論を深める。

テーマは「3つの世界遺産と奈良の未来」。奈良県内の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」「古都奈良の文化財」「法隆寺地域の仏教建造物」を題材に、歴史的意義の再評価や文化財保護の取り組み、持続可能な観光の推進策が話し合われる予定。

<第1部 基調講演>
宗田 好史 先生
(ICOMOS(イコモス)国内委員会理事/京都府立大名誉教授/関西国際大学教授)

<第2部 パネルディスカッション>
■パネリスト
古谷 正覚 師(法隆寺管長)
加藤 朝胤 師(薬師寺管主)
五條 良知 師(金峯山寺管領)
岸本 裕史 氏(橿原市魅力創造部部長)
前野 孝久 氏(桜井市理事)
森川 裕一 氏(明日香村村長)

■コーディネーター
田中 利典 師(金峯山寺長臈(ちょうろう)/種智院大学客員教授)

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【出典:PRTIMES 2025年1月17日】

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監修:全国寺社観光協会

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