
鎮座する三日月石
熊本県人吉球磨地方で、霊石「三日月石」のご開帳を中心とした伝統行事「三日月詣」が2025年1月31日に開催される。この地域は古くから神仏習合の文化が深く根付いており、約800年の歴史を持つ「三日月石」は信仰の象徴とされてきた。
行事では、神職と僧侶が一体となり、古来の祈りを捧げる神仏習合の儀式が行われる。護摩祈祷の炎が舞い上がる中、多宗派の僧侶が同時に異なる経典を唱える様子は圧巻。会場は相良神社(人吉市)と浄心寺(球磨郡湯前町)の2か所。有料席は事前予約制となっている。
また今年は、2月2日には白髪神社、2月8日には岡留熊野座神社(いずれも、球磨郡あさぎり町)にても、三日月詣が実施される。

三日月石と共に参進する宮司や住職
【出典:PRTIMES 2025年1月20日】