金堂焼損壁画の一般公開を目指す「法隆寺みらいプロジェクト」、文化財防火デーに始動

株式会社朝日新聞社と聖徳宗総本山法隆寺(奈良県斑鳩町)は、2025年1月26日の文化財防火デーに、「法隆寺みらいプロジェクト」を始動した。このプロジェクトは、1949年の火災で焼損した金堂壁画を対象に、保存・修復活動を進めながら、一般公開を目指す。

焼損壁画は、法隆寺金堂が持つ文化的価値を象徴する重要な文化財であり、今後、文化庁とも連携し、シンポジウムや企業フェアを企画するなど、文化財防災への関心をさらに高める取り組みも展開していくという。

<法隆寺の金堂壁画> 7世紀後半~8世紀前半、金堂の外陣の12面に描かれた。大壁4面に釈迦、阿弥陀、弥勒、薬師の浄土、小壁8面に菩薩(ぼさつ)などを表し、仏教美術の至宝とされている。1949年、金堂の火災で焼損。翌50年に文化財保護法ができ、55年には火災のあった1月26日が文化財防火デーに制定された。

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【出典:PRTIMES 2025年1月26日】

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監修:全国寺社観光協会

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