横浜市磯子区の真照寺では、台湾出身戦没者を慰霊し、日台歓迎を祈念する慰霊碑の建立に向けたクラウドファンディングが実施されている。建立は2025年の終戦記念日を目標としており、広く支援を募集している。
第二次世界大戦中、日本国籍を持っていた台湾出身の軍人・軍属の戦没者は約3万3千人にのぼるとされる。 しかし、沖縄県を除くと、国内で一人を慰霊する碑は東京都の奥多摩湖周辺にある1カ所のみであり、新たな慰霊の場の整備が求められていた。
このプロジェクトは、台湾出身戦者の顕彰活動に取り組む呉正男氏(横浜台湾同郷会名誉会長)と、旧海軍飛行予科練習生(予科練)の同窓であった真照寺の先代住職の縁により行われた。現住職が発願し、台湾の寺院とも協力しながら、慰霊活動と日台友好の推進を目指している。
慰霊碑の建立後は、台湾の寺院や団体と連携し、継続的な慰霊活動や友好親善の推進を予定している。
▼クラウドファンディングの詳細はコチラから
https://camp-fire.jp/projects/821874/