三重県明和町において麻の聖地明和町の、麻の歴史、伝統文化の復活を目指す壮大な「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト」が遂に始動します。
明和町内の公有地や農地で伊勢麻を生産し、麻に関する歴史文化の継承と農業としての麻生産の確立、担い手の確保および明和町内での麻産業の振興を産学官連携により実施し、伊勢麻の聖地化および大麻でGX推進を目指す「産学官連携伊勢麻振興プロジェクト(天津菅麻プロジェクト)」が始まりました。このたび、三重県明和町『天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト』の初のイベントとして麻の種蒔神事と記念講演を4月15日に開催いたします。
【天津菅麻 種蒔神事】
麻の種蒔きに際して執り行われる種蒔き神事は、春の到来を祝い、今年の豊作と神恩に感謝を捧げる大切な御神事です。特に本年、斎宮という大麻の聖地とも言える場所で栽培ができることになりました。
記念すべき第1回目の大麻栽培の始まりを多くの皆様と寿ぐことができますよう、麻の種蒔きの様子を一般公開することになりました。
春の訪れを感じる贅沢なひと時になりますよう、皆様のお越しをお待ちしております。
【開催概要】
日 程:令和5年4月15日(土)
時 間:13時00分〜15時30分
場 所:さいくう平安の杜西側 斎宮寮栽培地
※神事終了後、伝統的な大麻栽培の播種の様子が見学できます。(1時間程度)
※天候不良の場合には、神事・種蒔きは中止となり、講演のみの開催となります。
※当日開催の可否については、明和観光商社のHP、伊勢麻振興協会のTwitterをご確認ください。
【天津菅麻 記念講演】
多くの方が、斎宮と麻(大麻)!? 明和町と麻!?と思われることでしょう。
実は、斎宮周辺は、麻績神社、織殿神社など、麻の栽培や麻の紡織に関係の深い地名や神社が数多く残る、麻との所縁が深い地域です。
神麻続機殿神社 (神宮所管社、通所 上機殿)では今も荒妙(大麻織物)が奉織され神御衣祭に供えられています。
織殿神社の由緒書きにも記載されているとおり、明和町の斎宮周辺は、麻、特に神社神道の麻にとって極めて重要な意味を持つ土地「麻の聖地」でした。
そんな麻と縁のある明和町で始動した『天津菅麻プロジェクト 種蒔神事』を記念して、神社神道、斎宮、そしてこの地域と麻の関係について、講師の方々に縦横無尽に語って頂きます。
【記念講演『 麻績みの郷、斎宮 ~なぜ明和町で麻(大麻)なのか~』】
時 間:15時30分〜17時00分
場 所:いつきのみや地域交流センター 三重県多気郡明和町斎宮2811番地
人 数:60名(先着順)
参 加 費:2,000円 (※伊勢麻会友限定特典あり)
締 切:4月11日(火)
講師:
・皇學館大学研究開発推進センター 副センター長 神道研究所准教授 佐野 真人 氏
・斎宮歴史博物館 学芸普及課学芸員 榎村 寛之 氏
・伊勢麻栽培者法人 (株)伊勢麻 共同代表 松本 信吾
ファシリテーター
・皇學館大学教授 千田 良仁 氏
申込先:下記URLまたは記載のQRコードよりお申し込みください。
https://amatsusugaso001.peatix.com/
問い合わせ先:天津菅麻PJ事務局 amatsusugaso@hana-meiwa.jp