心身ととのう「寺サウナ」が熱い! 元祖〈蒸し風呂王国ニッポン〉の最新「お寺deサウナ」事情


近年にわかに盛り上がりを見せているフィンランド式サウナの愛好家を「サウナー」と呼ぶらしい。彼らは、蒸し風呂と水風呂を繰り返して、ディープなリラックス状態になることを、恍惚な表情で「ととのう」という。


だがしかし、寺社Nowはここであえて問いたい。日本のサウナ(蒸し風呂)は、千年の歴史を誇るのだと!


仏教では、古くから沐浴の功徳が説かれている。病を退けて福を招来するものとして入浴を奨励してきた。寺院は伽藍の一角に浴堂を備え、人々に蒸し風呂を開放して入浴を施した。これを「施浴(せよく)」という。光明皇后が1250年前に奈良・平城京の東北に建立した法華寺には、今も「浴室(からふろ)」が残され、国の重要有形民俗文化財に指定されている。

こうした寺院による施浴の文化は、けっして過去の遺物ではなく、実は今も脈々と伝わっている。そればかりか、最近全国各地の寺院で新たな動きが出てきていることを寺社Now編集部はキャッチした。私たちはそうしたニューウェーブの蒸し風呂を「寺サウナ」と呼ぶことにする。ということで今回の特集は、サウナーもそうでない人も必見、タイプの異なる全国3カ所のユニークな「寺サウナ」を紹介する。それぞれの寺院は、身も心もととのう「寺サウナ」を通じて、いったい何を伝えようとしているのか!?


【目次】

<1>【北海道・旭川】自称サウナー住職が仕掛ける「サウナ寺ス」の“お寺らしさ”とは!?
<2>【高知・四万十町】ポップに生まれ変わった四国遍路宿坊の「地元体感サウナ」
<3>【静岡・河津町】寺院境内に温泉宿!? 身も心も癒やされる「禅サウナ」

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