サウナーも注目!コロナ禍でも人気のモダン温泉宿坊「禅の湯」笑顔の秘密「育(いく)する」って何!?

“育(いく)する”温泉宿坊を発見した。地域が育ち、人が育ち、そして宿泊客がくつろぎ、喜ぶ、笑顔あふれる豊かな時間と空間。
静岡県賀茂郡河津町。伊豆半島のほぼほぼ先端に近いこの町は、河津桜発祥の地であり、またノーベル賞作家・川端康成の代表作『伊豆の踊子』や演歌歌手・石川さゆりの名曲『天城越え』の舞台にもなった山あいの温泉地として知られている。清流を活かした山葵(わさび)の産地としても名高い。だがしかしその一方で現在は、全国各地にある過疎化が進んでいる町のひとつでもある。
そんな河津の天城峠へ向かう山道に、鎌倉時代創建と伝わる慈眼院(曹洞宗)が佇んでいる。そしてその境内に、モダンな建築の〝育する〟温泉宿坊「禅の湯」がある。寺社Nowは、寺院が地域活性の一翼を担うモデルケースを探りに、寺院の宿泊事業を継承して再構築したお寺の娘、稲本雅子さんを訪ねた。その温泉宿坊は、伊豆に移り住んで暮らしていこうとする人たちが地域で生きていくための事業を起こす、夢を〝育する〟宿坊でもあった。

〝育する〟温泉宿坊「禅の湯」のスタッフは、地元スタッフと移住あるいは移住予備軍の混成チーム。それぞれがそれぞれの夢を育していて、自然な笑顔にあふれている。宿泊客もおのずと笑顔に!

慈眼院「モダン宿坊 禅の湯」


宿坊の裏山から撮影。手前に見える瓦屋根が慈眼院、中央の白壁の建物が禅の湯の宿泊棟。一見すると段々畑が連なる山あいの温泉宿にすぎないが…

1

2 3 4 5 6

関連記事

    よく読まれている記事

    寺社関連プレスリリース

もっと読む

    クラウドファウンディング

もっと読む

    ミュージアム・イベント

もっと読む

    寺社Nowの書棚-Books-

もっと読む