東京・原宿の穏田神社が、石川県の伝統工芸を取り入れた良縁守「くくる」の頒布を2025年1月1日から開始する。「くくる」は、金沢美術工芸大学の学生と共同で制作され、九谷焼と真田紐を融合させた新しいスタイルのお守りとなっている。
九谷焼部分には、白九谷を基調に紅白梅や鳥をモチーフにしたデザインを採用。穏田神社の自然や地域性を象徴する緑色が中央に配されている。また、真田紐部分は学生がデザインしたオリジナルで、緑を基調としながら調和や循環の願いを込めた配色となっている。
売上の一部は能登半島地震の復興支援に寄付される予定。伝統工芸の継承と地域支援を目的としたこのプロジェクトには、地域の歴史や未来への思いが込められている。頒布価格は3,800円で、詳細は穏田神社の公式サイトで確認できる。
新たな年の始まりに、伝統と現代の融合を感じられる特別なお守りとなりそうだ。
【出典:PRTIMES 2024年11月29日】