株式会社between the artsが展開するZoomARTプロジェクトが、寺社向けの文化資産保護コンサルティングを開始した。この取り組みでは、寺社が保有する文化財をデジタル技術を用いて「RWA化(現実資産のトークン化)」し、その価値を見える化することで、新たな保護モデルを提案している。
京都市東山区の両足院も、このプロジェクトに参画を決定。RWA化により文化財が持つ歴史的・美術的価値を明確にし、デジタル証明書(NFTなど)として世界中の人々に発信できるようになる。さらに、資金調達の新たな手段を得られるため、これまで寄付や拝観料に依存していた維持管理が大きく変革する可能性がある。
ZoomARTプロジェクトは、寺社と世界中の支援者が連携し「みんなで守る文化財」という新たな文化財保護の形を実現。次世代への継承を支援するとともに、寺社の社会的意義の再認識にもつなげている。詳細は公式サイトで確認できる。
【出典:PRTIMES 2024年12月18日】