7月27日(火)より「3回で学ぶ!朝鮮半島の仏教美術」を開催します。講師は、高麗美術館の学芸員であり代表理事である鄭喜斗さんです。
朝鮮半島の仏教美術品を多数所蔵する、京都・高麗美術館で開催中の「朝鮮の仏さま」展に合わせ、朝鮮半島の仏像や仏画の特徴、日本の仏教美術との違いなどをわかりやすく解説します。
朝鮮半島に仏教が伝わったのは三国時代の4世紀から5世紀のこと。各地に大型の寺院や塔が建立され、仏教は律令制度や儒教制度とともに新しい国家像をもたらしました。
この講座では、各時代の仏像・仏画を中心に、その顔立ちの変化や、中国や日本にはない民間信仰と道教との習合によって見られる朝鮮仏教の特色を、高麗美術館に展示されている作品とともに見ていきます。また、日本仏教に与えた影響についてもわかりやすく解説します。
時代を越えて民衆に支持された、朝鮮仏教文化の精神に触れてみませんか。
<カリキュラム>
①時代ごとにみる仏像の顔立ちの変化
②朝鮮半島の寺院について
③民衆に寄り添った朝鮮仏教の特徴
※この講座は見逃し配信を予定しているため、当日都合がつかない方もご覧いただけます。
▪オンライン講座情報
講座名:3回で学ぶ!朝鮮半島の仏教美術
講師:高麗美術館 代表理事 鄭 喜斗
受講形態:オンライン
開催日時:7月27日、8月3日、8月10日(火)10:00~11:30 全3回
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込8,910円
▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1231331.html
主催:NHK文化センター京都教室
展覧会情報
- 朝鮮半島の仏教美術展 -『朝鮮の仏さま』
会期:2021年4月1日(木)~8月17日(火)
休館日:毎週水曜日(但し、5月5日、8月11日は開館します)
開館時間:午前10時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
会場:高麗美術館 〒603-8108 京都市北区紫竹上岸町15番地