地方創生を目指す「ZoomARTプロジェクト」において、神社仏閣や歴史的文化資産をRWA（Real World Asset：現実資産のトークン化）化する新たな取り組みが進行中だ。GFA株式会社の参画により、地域の神社仏閣などの地域資産をデジタル技術で守りながら、その価値を新たな形で活用するプロジェクトが展開されている。
このプロジェクトでは、神社仏閣や巡礼道、霊廟などを含む文化資産をトークン化し、資産価値を明確化。暗号通貨市場を通じて修繕費や運営費を調達し、文化財の保護と地域経済の活性化を同時に目指す。例えば、老朽化した神社仏閣の改修や、観光誘致を支援するPR活動の費用に充てることで、地域の持続可能な発展を促進する。
また、トークン化された資産は観光資源としても活用され、地域ごとの特性を活かした展示やコレクションのデジタルウェアハウス化が進められる予定。伝統文化と最先端技術を融合させた、新たな地方創生のモデルケースとして期待されている。
【出典：PRTIMES 2024年12月30日】
