株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:星野邦久)が発行する『時空旅人 2021年7月号』では、2021年に1400年遠忌という節目を迎えた聖徳太子について特集しています。謎多き聖徳太子の生涯を辿りながら、今日まで脈々と受け継がれてきた太子信仰を紐解きます。
日本の歴史のなかで、燦然と輝き続ける聖徳太子という存在。太子信仰の高まりのなかで超人化していった太子だが、本当はどのような人物だったのか、そして古代飛鳥の時代背景とは?1400年遠忌という節目を迎えるにあたって、今明らかになりつつある人間・聖徳太子の実像とともに“和を以って貴しとなす”に象徴される日本精神の源泉をたどる。
古代飛鳥 人物列伝
聖徳太子が活躍した飛鳥時代に、天皇を頂点とする中央集権制度が整えられ、律令政治が始まった。それとともに、さまざまな人物が足跡を残していった。
和を以て貴しとなす
聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」
推古天皇の時代、蘇我馬子とともに政治を補佐し、仏教を中心とした国造りを行った聖徳太子。1400年の時を超えて、今なお尊崇を集め続ける太子ゆかりの名品が集う。
第一章 大和王権を巡る争乱「古代飛鳥」
聖徳太子が生きた時代、それは権力を巡って人々が争う激動の時代であった。冠位十二階や、憲法十七条といった業績だけで語られがちな太子だが、ひとりの人間として思い悩み、理想を追い求めたその足跡を今こそたどりたい。
第二章 神代から続く権力闘争「古代豪族の謎」
日本という国が成立していくなか、県勢を誇った豪族たちは、時に天皇をしのぐほどの大きな影響力を持つに至った。蘇我氏、物部氏、大伴氏を例に、その栄枯盛衰の物語を紐解く。
第三章 太子の思いは永遠に「仏教伝来」
約1500年前、百済の聖明王より日本へと伝えられた仏教。儒教や神道とともに、太子はその教えを篤く敬い、法隆寺などの寺院を残した。飛鳥仏教の真実とともに、脈々と受け継がれる太子の意志を紐解く。
-書誌情報-
時空旅人 2021年7月号
発売日:2021年5月26日(水)
特別定価:980円 (本体価格891円)
ISBN:491005265071800891
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詳細:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11891
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