京都市にある西本願寺は、2024年12月31日から2025年1月1日にかけて年末年始の法要行事を開催する。参拝者が1年を振り返り、新たな年を迎えるための特別な機会となっている。
12月31日には「除夜会(じょやえ)」が行われる。これは過ぎし一年を振り返り、阿弥陀如来のご恩徳に感謝する法要で、歴史的には第14代宗主・寂如上人の時代から「除夜会」として知られる伝統行事だ。
1月1日には「元旦会」や「修正会」といった法要が執り行われる。これらは新しい年を真実の教えとともに生きる決意を新たにするためのもので、阿弥陀如来や宗祖親鸞聖人への感謝を表す場でもある。さらに、1日から3日には「新春法座」も開かれ、仏教の教えに触れる機会が提供される。
法要中は自由に入退出が可能で、正月三が日の参拝者には記念品の配布も行われる。YouTubeチャンネル「お西さんの法要行事」でのライブ配信も予定されており、遠方からでも参加できる形が用意されている。
【出典:PRTIMES 2024年12月24日】