聖徳太子ゆかりの「鶴林寺」で迎える年末年始 除夜の鐘や修正会を開催

兵庫県加古川市にある「播磨の法隆寺」とも称される鶴林寺は、2024年末から2025年初頭にかけて、伝統的な年末年始の行事を開催する。

除夜の鐘
大晦日には、室町時代に建てられた国重要文化財の鐘楼が開放され、参拝者は約1000年前に作られた「朝鮮鐘」を撞くことができる。鐘撞きの開始時間は23時で、整理券が22時30分から配布される予定だ。参拝者には甘酒や大根炊きが振る舞われる。

修正会(しゅしょうえ)
1月8日には加古川市無形民俗文化財に指定された「修正会」が本堂で開催される。この厳粛な儀式では、前年の悪行を懺悔し、新年の厄を祓う。儀式で使用される室町時代制作の「追儺面(ついなめん)」は赤鬼面と青鬼面が特徴的で、県内最古のものとされる。

鶴林寺は、聖徳太子が仏教を広めるための道場として建立されたと伝わり、国宝・重要文化財の建築物や仏像、工芸品が数多く残されている。大晦日から元日の入山料は無料で、初詣と合わせて歴史ある寺院の魅力を味わう絶好の機会となる。

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【出典:PRTIMES 2024年12月25日】

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監修:全国寺社観光協会

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