訪日メディア「MATCHA」を運営する株式会社MATCHAは、2024年の「文化・カルチャー」カテゴリで最も読まれた記事ランキングを発表した。この調査では、各国の読者が日本文化のどこに関心を寄せているかをPV（ページビュー）を基に分析。欧米読者は「御朱印集め」や「お寺と神社の違い」に興味を示し、台湾や香港では地域の祭りを通じた交流、韓国では「お守り」や「おみくじ」など開運に関連するテーマが特に注目された。
日本独特の精神文化や美意識が高く評価されており、英語版では「百済観音」などの仏教美術に関連する記事もランクイン。一方、タイでは「金木犀」や「和歌」といった季節を感じる文化的テーマが人気を集めるなど、各国で異なる視点が際立った。
このランキングは、日本文化の多様性を反映するとともに、各国の文化背景に合わせたコンテンツの重要性を示している。寺社や祭りをはじめとする日本の伝統的な魅力が、訪日観光の大きな柱であることが改めて確認された。
【出典：PRTIMES 2024年12月26日】
