【すべての故人様にお別れの時間を】株式会社サン・ライフが新型コロナ感染症で亡くなったご遺体へのエンバーミング(遺体衛生保全)サービスの提供開始

新型コロナ感染症で亡くなった方でも、故人様と対面でのお別れが可能に

株式会社サン・ライフホールディングのプレスリリース

株式会社サン・ライフ(代表:比企 武 住所:神奈川県平塚市馬入本町13-11 以下「当社」)は、ご遺体の消毒・殺菌・修復処置により衛生的に保全する技術「エンバーミング(遺体衛生保全)」を、2022年2月4日より新型コロナ感染症で亡くなられた方へのサービス提供を開始しました。
エンバーミングを施すことで感染を心配することなく安全にお別れができ、手袋着用などの一定条件下ではあるものの、ご遺体の肌に触れたり、棺の蓋を開けて愛用品や生花を納めたりすることが可能になります。
また当社は東京・神奈川の20市区町村に、感染症防止対策会館に認定された「面会できる個室霊安室」を90室以上完備しており、安心安全な環境で、時間を気にせずゆっくりとお別れができます。

▪エンバーミングとは


専門の資格を持ったエンバーマー専門の資格を持ったエンバーマー
エンバーミングは日本語で「遺体衛生保全」と訳されます。元々は土葬が主流のアメリカにおいて、ご遺体の保全や長距離移動に耐えられるために研究され一般普及した技術です。火葬率が99.9%の日本においては、ゆとりのあるお別れを実現するための技術としてグリーフケアの観点から需要が拡大し、2020年現在で年間5万3000件以上の施術数を数えるまでになりました。(2020年 一般社団法人日本遺体衛生保全協会調べ)
エンバーミングがご遺体に果たす役割は主に下記の4つと言われています。

1.消毒・殺菌
2.腐敗の防止
3.修復・化粧
4.心ゆくまでのお別れ
※一般社団法人 日本遺体衛生保全協会ホームページより一部抜粋

特に「消毒・殺菌」を行うことで感染症の心配なく安心してお別れができることから、コロナ禍においてさらに注目度が増しています。

▪なぜ新型コロナ感染症でもエンバーミングができるようになったのか

感染症で亡くなられた方の安心安全なお別れを実現してきたエンバーミングですが、新型コロナ感染症で亡くなった方へのエンバーミングの施術の可否については様々な議論がされてきました。

一般社団法人 日本遺体衛生保全協会(IFSA)は、令和3年4月に施術者と施設利用者の安全性を担保したうえで、新型コロナ感染により亡くなったご遺体の施術を行えるよう「COVID-19によるご遺体へのエンバーミング施行要件」を定め、これによりエンバーミング有資格者によるエンバーミング施術ができるようになりました。
しかし施行要件には、新型コロナ感染症専用の動線の確保、施術後の設備の消毒徹底、スーパーバイザー以上の専属施術者の設定と一般施術者との接触回避など、一般の方と同じ施設内で行うことが困難な要件もあり、多くの事業者が受入れ体制を整えることができないでいました。

当社においても葬儀会館併設であることから、一部要件をクリアすることができなかったのですが、2022年2月からフューネラルサポートサービス合同会社(昭島市)と協力体制をとることで、施行要件を全てクリアすることができ、新型コロナ感染症で亡くなられた方の受け入れが可能になりました。

▪お別れの空間を提供


個室タイプのご安置室の一例(ファミリーホール橋本)個室タイプのご安置室の一例(ファミリーホール橋本)
当社は東京・神奈川の20市町村に90室以上の対面可能なご安置室を所有。2月4日以降はエンバーミングを施した新型コロナ感染症の方にも開放し、お住まいの地域で周りに気兼ねせずゆっくりお別れができる時間と空間を提供いたします。
(ご安置施設利用は別途料金となります 11,000円(税込)/日)
ご安置施設は全て「感染症対策防止取組会館」として一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助支援協会に認定されており、ご家族が安心して面会に来れる環境づくりを徹底しています。

【ご安置施設所在地】
《神奈川県》平塚市、茅ケ崎市、藤沢市、大磯町、二宮町、大井町、伊勢原市、秦野市、小田原市、真鶴町、厚木市、海老名市、綾瀬市、座間市、大和市、相模原市
《東京都》八王子市、多摩市、日野市、町田市

▪諦めていた通常のお別れが可能に

新型コロナ感染症で亡くなった著名人の報道を目にした多くの方が「通常通り葬儀ができない」「火葬場にも行けず、遺骨を届けてもらうもの」とイメージされると思います。
エンバーミングをすることで、手袋着用などの一定の条件はあるものの、納体袋を開け肌に触れることや、棺の蓋を開けて思い出の品物や生花を入れるなど通常のご葬儀に近い形でお別れをすることができます。
また、十分なお別れの場を持てることで、遺族にとっての健全なグリーフワークにも寄与することが期待されます。

《できること》
納体袋から出す
棺の蓋を開ける
愛用品を棺に納める
手や顔に触れる(素手では不可)
通夜・葬儀の儀礼儀式

※お別れの際には専門スタッフが立ち合い、厚生労働省の定める「新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方及びその疑いがある方の処置、搬送、葬儀、火葬等に関するガイドライン」に沿ってご案内いたします。

▪新型コロナ感染症専用ご葬儀プランが登場

2月4日よりエンバーミングを内包した新型コロナ感染症専用のご葬儀プラン「ゆとりプラン」を開始いたしました。病院へのお迎えからご遺骨にさせていただくまで、一社で一貫したサポート体制を組ませていただきます。
ご葬儀をサン・ライフ以外で予定されている方でも、エンバーミングのみのご依頼も承りますので、まずはお電話でお問い合わせください。

【エンバーミングとご葬儀のセットプラン】
「ゆとりプラン」
490,600円(税込)
※エンバーミングに伴う搬送費含む

【エンバーミングのみのご依頼】
275,000円(税込) 
※搬送費別途

【依頼方法】
お電話でのお申込み
【対応エリア】
東京都・神奈川県・山梨県(一部)・静岡県(一部)、埼玉県(一部)
【電話でのお問合せ】
0120-31-4088(サン・ライフご葬儀・法要相談センター)
【お問合せ】
https://www.moshimo.net/inquiry/

「ゆとりプラン」の流れ

①病院で死亡診断書を受け取ります
②サン・ライフへ搬送依頼の連絡をします(その際「新型コロナ感染症」もしくは「疑い」である旨を告げます)
③病院で看護師により納体袋にご遺体を納めます
④お棺にご遺体を納め、一度新型コロナ感染症専用安置室へ搬送します
⑤打ち合わせ、サン・ライフ職員がエンバーミングの予約をいたします
⑥着せてあげたい洋服や使ってほしい化粧品があればご出発時間までに用意し、スタッフに預けます
⑦施術終了後、お棺にお納めしご家族指定のご安置室へ搬送します
⑨ご出棺まで対面・お別れをしていただきます
⑩出棺前に蓋を開け、生花や愛用品を納めお別れをします
⑩霊柩車を見送ります、少人数であれば同行できる場合があります

※寺院による読経のご手配も承ります。
※火葬場によっては入場人数や収骨立ち合いに条件があります。

会社概要:株式会社サン・ライフホールディング

1933年11月に神奈川県平塚市で仏壇・仏具・葬具店「サカエヤ」創業。以来80年以上にわたり神奈川県、東京都を中心に冠婚葬祭事業を展開。1996年には業界初の株式店頭公開、2000年には日本初の儀礼・儀式の専門学校「日本ヒューマンセレモニー専門学校」を開校、2003年には同校に「エンバーマーコース」を設置し、日本人エンバーマーの育成を開始。現在では直営葬祭ホール36施設を運営し、年間6,500件以上のご葬儀を賜るまでに成長。ご葬儀のみならず、保育、介護、婚礼、霊園運営などライフステージ全般に関わるお手伝いをしています。

HP:https://www.sunlife.jp/

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監修:全国寺社観光協会

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