◆番組概要◆
京都を見下ろす山の頂に作られた日本仏教の聖地とも言われる比叡山延暦寺。伝教大師・最澄が開き、親鸞や道元、栄西や法然といった名だたる名僧を輩出した。番組では今回、1994年に世界遺産登録された「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」の構成資産のひとつである日本有数の古刹を1年がかりで撮影。4K撮影した四季折々の美しい映像に加え、世界で初めて、比叡山をキヤノンの超高精細8Kカメラでも撮影した。また、信長の焼き討ちを免れ唯一現存するお堂・瑠璃堂も8K撮影。1200年の歴史を誇る、比叡山の知られざる世界へ案内する。
◆見どころ◆
世界遺産4K8Kディレクターズカット版は、4K放送ならではの高品質な映像美を堪能できるよう、4Kに加え、最高品質8Kで撮影された映像をふんだんに盛り込んで構成。500年の年月を積み重ねたお堂の佇まい、高精細8Kヘリ空撮による地上500mから見た京都の街並み、そして琵琶湖を背景にした雄大な比叡山の威容。高精細映像ならではの圧倒的な臨場感・立体感を、ぜひ4KKテレビの大きな画面で。
◆放送概要◆
「世界遺産 4K8Kディレクターズカット版」
12月26日(土) よる6:30~7:00放送
ホームページ https://www.bs-tbs.co.jp/journey/sekaiisan4k8k/
▽世界遺産 4K8Kディレクターズカット版の放送に先立って、過去の4K世界遺産のスペシャル版を放送!
「世界遺産 4Kスペシャル版」
12月20日(日)午後1:00~2:00放送
・1:00~1:30「メテオラ」(ギリシア)
・1:30~2:00「レーティッシュ鉄道」(スイス・イタリア)
※BS-TBSとBS-TBS 4Kで同時放送。P4Kでの放送はBS-TBS 4Kのみ
【TBSテレビプロデューサー堤 慶太コメント】
平安時代、「山」といえば比叡山のことを指しました。標高848メートルですが、山並みは険しく、春夏秋冬の美しい自然があります。その四季と比叡山全体を境内とする延暦寺を、一年かけて高精細の4Kと8Kカメラで撮影し
ました。「山粧う」といわれる秋の紅葉、「山眠る」といわれる冬の積雪・・・4K放送による臨場感ある映像、見れば必ず「山」に行きたくなると思います(私もまた行きたくなりました)。
【BS-TBSプロデューサー高安恵司コメント】
BS-TBSとTBSテレビは、2013年から2014年にかけて4Kですべてを撮影・編集した完全4Kとなる「世界遺産」を放送しました。これはレギュラー放送のテレビ番組としては日本初となります。ただし、これは放送時にHD映像にダウンコンバートしたもの。しかし、今回は、撮影・編集・放送が全て4Kになります。これは、番組開始以来、最新の技術を駆使し、世界中の貴重な遺産を収録、後世に残す、というスタンスで制作してきた「世界遺産」という番組には必然の流れではないかと考えています。SD放送時代はHD機材を使い、HD放送時代には3D撮影も行いました。その流れの中で、今回の完全4K放送がある訳です。また、今回の「世界遺産 4K8Kディレクターズカット版」には、番組タイトルからも分かるように8K収録した映像がふんだんに使用されています。その観たこともないような解像感、まるでそこにいるかのような立体感を存分に味わって頂ければと思います。ご期待ください。