~伝教大師最澄の1200年大遠忌、聖徳太子薨去1400年(2022年)に関する取り組みも実施~
滋賀県では、2021年9月1日(水)から、万葉から幕末までの豊かな湖国の歴史に着目した観光プロモーション「めくるめく歴史絵巻滋賀・びわ湖」を開催します。
「めくるめく歴史絵巻滋賀・びわ湖」では、天智天皇による大津京の設置から大老井伊直弼を輩出した幕末まで、連綿と続く湖国の歴史に着目し、豊富に遺された歴史遺産や文化遺産などを、さまざまなプログラムや歴史周遊企画などを用いて体験いただきます。
特に本年は世界文化遺産 比叡山延暦寺を建立した伝教大師最澄の1200年の大遠忌に、また2022年は東近江地域を中心に多くの足跡が残る聖徳太子薨去1400年にあたり、それらの魅力を発信する取り組みも始まります。概要は以下の通りです。
▪注目プログラムを一部ご紹介
●比叡山仏教文化シンポジウム「比叡山焼き討ちから450年の時を経て···」
~織田信長公・明智光秀公の末裔をお迎えしての特別対談~
1200年前、伝教大師最澄は「怨みを以て恨みに報ぜば 怨み止まず、徳を以て怨みに報ぜば 怨み即ち盡(つ)く」とご遺誡(ゆいかい)を遺されました。奇しくも本年は元亀の法難(比叡山焼き討ち)から450年の節目の年を迎えます。
織田家・明智家の末裔をお迎えし、延暦寺からのパネラーも交え、歴史的な出来事を当事者ならではのそれぞれの視点と「怨親平等」の考えに立ち、戦国時代から現代に至る軌跡を「比叡山焼き討ちから450年を経て···」と題しシンポジウムを行います。
当日は、シンポジウムに先立ち、延暦寺阿弥陀堂において「元亀の法難」の殉難者の慰霊法要を行います。
シンポジウム終了後は 公益社団法人びわこビジターズビューローが実施する観光プロモーション「めくるめく歴史絵巻 滋賀・びわ湖」のPRイベントとして、墨絵師 御歌頭(おかず)氏による生パフォーマンスや信長隊安土衆による 口上/勝どき などを披露していただく予定です。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により予定が変更になることがございますのでご了承ください
〈開催要項〉
●開催日時:令和3年9月12日(日)
13:30~15:30終了予定
●会場:延暦寺会館大ホール比叡
*当日はオンライン配信を実施いたします(参加料無料)。一般の方の会場へのご来場はお控えください。
●問合せ:077-578-0001(延暦寺事務所 教化部 係)
●オンライン配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=DBUvXqmnZaY
●参考URL: https://peatix.com/event/1957837/view?k=0627ef17e9876b8008192ffa2374fdf8346927e3
〈パネラー・コーディネーター紹介〉
・明智憲三郎(あけちけんざぶろう) 氏 パネラー明智光秀公の末裔
慶応義塾大学工学部計測工学科卒業、
同大学大学院工学研究科計測工学専攻修士課程修了
三菱電機(株)を経て現在は一般社団法人明智継承会代表理事・歴史学者
著書に『本能寺の変四二七年目の真実』など多数
・織田茂和(おだしげかず) 氏 パネラー織田信長公の末裔
淑徳大学社会学部社会学科卒業
大学卒業後、将来の起業のために各種業界でキャリアを積む現在はジュエリー企業に勤務
・髙山みな子(こうやまみなこ) 氏 コーディネーター勝海舟公の末裔
慶応義塾大学文学部仏文科卒業
田中貴金属工業(株)を経て、現在はフリーランス・ライター共著に「勝海舟関係写真集」など
勝海舟顕彰会顧問、三重県松阪市ブランド大使など
・水尾寂芳(みずおじゃくほう) パネラー大阪大学文学研究科博士後期課程単位取得
延暦寺代表役員執行、叡山学院教授、延暦寺一山禅定院住職
名 称:めくるめく歴史絵巻滋賀・びわ湖
会 期:2021年9月1日(水)~2022年3月31日(木)(予定) 会 場 滋賀県全域
内 容:滋賀県にある史跡等の静謐な空間、びわ湖に育まれた生活・文化、豊かな自然環境を活かした新しい旅のスタイルを総合的に発信する観光キャンペーン
一般お問い合わせ先
公益社団法人びわこビジターズビューロー:077-511-1530
公式サイト https://historical.biwako-visitors.jp/