神奈川県 江島神社で御祈祷を実施・宇宙から回収後の奉納も予定2021年度内に国際宇宙ステーションに向けて打上げ予定
Space BDは、国内外の民間企業や研究機関など計10組から集めた、研究用素材、写真、イラストなどの様々な対象品を宇宙空間に打上げ曝露したのちに再び地上に回収する「スペースデリバリープロジェクト」を開始。Space BDオリジナルの取組みとして、新型コロナウイルスの完全収束を願い、疫病退散キャラクターとして名高い「アマビエ」の宇宙空間への打上げを決定しました。9月6日に神奈川県の江島神社にて、新型コロナウイルス完全収束と、宇宙空間への打上げから地上回収までの安全を願い御祈祷を受けました。
宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利)は、国内外の民間企業や研究機関など計10組から集めた、研究用素材、写真、イラストなどの様々な対象品を宇宙空間に打上げ曝露したのちに再び地上に回収する「スペースデリバリープロジェクト」を開始しました。これに伴いSpace BDオリジナルの取組みとして、新型コロナウイルスの完全収束を願い、疫病退散キャラクターとして名高い「アマビエ」の宇宙空間への打上げを決定しました。
今回打ち上げる「アマビエ」アルミ板は、2021年9月6日に神奈川県の江島神社(所在地:神奈川県藤沢市)にて、新型コロナウイルス完全収束と、宇宙空間への打上げから地上回収までの安全を願い御祈祷を受けました。アルミ板に描いた「アマビエ」は他の対象品とともに国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の船外曝露プラットフォームに取り付けられ、約6か月間宇宙空間で曝露され地上に戻ります。宇宙空間から回収され地上に戻った後には江島神社における奉納と展示を予定しています。
▪今後のスケジュール
2021年9月 宇宙航空研究開発機構(JAXA)への引き渡し
2021年度内 国際宇宙ステーションの補給船に搭載し輸送
船外実験プラットフォームにて約6か月の間、宇宙空間に曝露
2022年6月頃 対象品を船内に回収し、補給船で地球に再輸送
以降 「アマビエ」アルミ板を江島神社に奉納・展示予定
▪「アマビエ」について
アマビエは江戸時代後半に肥後国(熊本県)の海中から出現した半人半魚の妖怪で「疫病が流行った時、この姿の写し絵を人に見せればその病気から逃れることが出来る」と言い残して消え去った、と伝えられ、京大附属図書館には当時の瓦版の資料が残っています。2019年に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的なパンデミックと化し、防疫対策として大幅な自粛を余儀なくされた2020年初め頃から主にSNSでの拡散を発端として「アマビエ」が社会的に注目さるようになりました。
▪江島神社について
今回御祈祷をした神奈川県藤沢市にある江島神社には「江の島」の成立ちを記す江嶋縁起にも述べられている通り龍神伝説が語り継がれており、龍は天空(気象)を司る神として信仰され、鎌倉時代には雨乞いや止雨(長雨被害から逃れる)の祈祷がなされていました。人知を超えた天空への思いが龍神信仰の形の一つでもあることから、アマビエ像の宇宙打ち上げに際し、打ち上げ安全と疫病収束の祈願祭を斎行いただく事となりました。
▪Space BDについて
Space BDは、日本の宇宙ビジネスを世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社®」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討から技術的な運用支援までをワンストップで取り組んでまいりました。衛星打ち上げをはじめ様々なサービス展開により国内外から50件以上の受注実績を重ねるなど、宇宙商社として幅広く展開しています。
社 名:Space BD株式会社
本 社:東京都中央区日本橋室町一丁目5番3号 福島ビル7階
代 表 者 :代表取締役社長 永崎将利
設 立:2017年9月1日
事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L:https://space-bd.com/