神々のふるさと、ゑびす様の総本山美保神社(島根県松江市美保関町)前の門前町にある青石畳通りにて開催中のライトアップイベントに、京都芸術大学の名物授業である学生が制作する“ねぶた”を展示します。
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区/学長吉川左紀子、以下京都芸術大学)と一般社団法人 松江観光協会(島根県松江市、以下松江観光協会)は2015年から毎年連携してライトアップイベントを行ってきました。
京都芸術大学の名物カリキュラムとして制作している”ねぶた”。これまではそのねぶたを松江市の地元市民の方と共同で作り上げ、モノづくりを通したチームワークの形成など、授業内のノウハウをうまく地域交流に活かし、観光イベントの盛り上げに一役かってきました。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、共同でねぶたを作る事は出来ませんでしたが、今年の舞台である松江市美保関町にちなんだねぶた作品を松江観光協会美保関町支部主催によるイベント「青石畳通りライトアップ」において、展示いたします!
//本件のポイント
・京都芸術大学と松江観光協会は2015年から毎年、島根県松江市のライトアップ事業「松江水燈路」の中で地元市民と共に”ねぶた”(オブジェ)を作り上げる地域連携プロジェクトを行っています。
※2020年は、新型コロナウイルス感染防止の観点で中止。
・2021年は、初めて松江市美保関町の青石畳通りライトアップにて、“ねぶた”を制作展示します。
・10月3日(日)13時頃に設置が完了します。その様子を是非ご取材ください。
///概要
ゑびす様の総本山である美保神社の門前町からの参拝道である「青石畳通り」は、滞在型観光の推進を図るため7月~11月の毎週金曜、土曜日、祝日の前日(雨天中止)に藍染の灯籠の灯りでライトアップを行っています。美保関町と京都芸術大学との今年初のコラボ企画として、学生が制作した“ねぶた”が登場します。
ねぶたのデザインは、江戸時代後期に美保関町海崎にあった捕鯨のための役所「くじら方」にちなんで、くじらのオブジェとし、美保関の歴史を知っていただくきっかけづくりを目的としています。
ねぶたのオブジェはフォトスポットとして、青石畳通りの広場に設置します。
///経過
・京都芸術大学の学生8名と地元の方をリモートでつなぎ、デザインのプレゼンを行い、ねぶたデザインを5月に決定。
・8月にくじらのまわりに置く「泡」の構造物のワークショップを地元住民と実施の予定であったが、中止。
・ねぶたは学内でつくり、京都芸術大学の学生が10月2日(土)、3日(日)にかけて搬入、10月8日(金)~「青石畳通りライトアップ」にて展示。
・ライトアップ終了後は、美保関町内でくじらの資料や文化財と一緒に展示予定。
//ご取材いただけます!
【くじら大行燈 試験点灯】
日時:2021年10月3日(日) 13:00~
場所:青石畳通り(三代家住宅主屋近くの敷地内)
報道向けプレビューとして試験点灯を行います。
【青石畳通りライトアップ くじら大行燈初点灯】
日時:2021年10月8日(金) 19:00~11月27日(土)
場所:青石畳通り(三代家住宅主屋近くの敷地内)
※イベントの詳細は松江観光協会美保関町支部HP(https://www.mihonoseki-kankou.jp/)よりご確認ください。
///今回のオブジェ制作について島根PJ参加学生より
コロナの影響で当初予定していたワークショップの開催が中止となり、地域の皆さんとどのようにコミュニケーションをとって繋がっていくか悩みながらの制作でした。
しかし、実際に会うことができなくてもアートを通して地域の皆さんとコミュニケーションをとることができると信じて、笑顔と幸せを届けられる作品になるよう、私たちのパワーと想いを込めて制作しました。