各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2022年1月15日~2月28日の期間、世界遺産「清水寺」で新年の抱負を漢字一文字で書初めをする「今年のわたしの漢字」を開催します。清水寺の境内を和尚様と歩きながら観音様の話を聞くことで心を調え、清水寺の重要文化財・経堂の荘厳な雰囲気のなか書き初めをします。清水寺での書き初めの前日には、星のや京都で書道家による書のプライベートレッスンを行うので、落ち着いて本番を迎えることができます。新年を迎えた静かな冬の清水寺で書き初めをすることで自分に向き合い、新年を清々しい気持ちで始めることができるアクティビティです。
開発背景
冬の京都はとても静かで、普段は観光客でにぎわう清水寺も冬の時期は心穏やかに参拝ができます。また、星のや京都が位置する嵐山は平安貴族の別荘地として栄えた風光明媚(ふうこうめいび)な場所で、冬は特にしんとした静かな時間を過ごすことができます。日常の喧騒(けんそう)から離れた場所でゆっくりと自分と向き合うことで新年を清々しい気持ちで始めてほしいと考え、このアクティビティを開発しました。
特徴1 清水寺の重要文化財・経堂で書き初め【NEW】
本アクティビティでは、清水寺の重要文化財・経堂で書き初めをします。経堂には仏教の経典が納められており、かつては全国から僧侶が集まり経典の書写や研究をしていた学問の場です。昨年までは境内の「成就院(じょうじゅいん)」で国の名勝である庭園を眺めながら書き初めをしていましたが、今年はより荘厳で新年の決意を込めるにふさわしい場所に書き初めの場を変更しました。天井に描かれた墨絵の龍神と釈迦三尊像が見守る厳かな雰囲気のなか、気持ちを新たに新年の抱負を書に込めることができます。
特徴2 和尚様のお話を聞いて、心を調える
「書は人なり」という言葉があるように、字には心が表れます。本アクティビティでは、書き初めをする前に和尚様が清水寺の境内を案内しながら観音様のお話をします。冬の静かな境内で和尚様の話に耳を傾けることで、自分と向き合い書き初めに向けて心を調えます。
特徴3 書道家による書のプライベートレッスン
清水寺での書き初めの前日には、冬の静かな星のや京都で書道家の指導のもと、書のプライベートレッスンを行います。レッスンでは、最初に15分ほどかけて墨の香りがたつまでゆっくりと墨をすります。筆の持ち方や姿勢などを習い、基本の「止め」や「払い」の練習をした後は、清水寺で書く漢字一文字の練習です。集中してゆっくりと同じ動作を繰り返すことで、落ち着いて本番を迎えることができます。
滞在スケジュール例
<1日目>
15:00 チェックイン
16:30 書道家による書のプライベートレッスン
18:30 夕食(別途料金)
<2日目>
07:30 朝食(別途料金)
12:00 チェックアウト
12:30 清水寺を参拝し新年の抱負を漢字一文字で書き初め
14:30 清水寺を出発
「今年のわたしの漢字」概要
期間 :2022年1月15日~2月28日(除外日あり)
料金 :1組45,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
含まれるもの:書のプライベートレッスン、清水寺での書き初め
予約 :公式サイトにて、14日前まで受付
場所 :星のや京都、清水寺(星のや京都から車で片道約30分)
対象 :宿泊者
定員 :1日1組(1~2名)
備考 :都合により、開催日や開催内容が変更になることがあります。
【ご参考】清水寺
京都市東山区清水にある北法相(きたほっそう)宗の寺。山号は音羽山。延暦17(798)年頃、僧である延鎮(えんちん)が坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)の助成を得て開創。本尊は、十一面千手観世音菩薩。清水の舞台とよばれる前面を懸け造りとした本堂は国宝。平成6(1994)年「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された*。
*小学館デジタル大辞林
■星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
URL:公式サイト