僧侶に加え、吉田尚弘(生物地球化学者)、米田年範(SREU)、 中村明珍(農家・僧侶)ら多様な講師陣を迎え、山口別院にて開催。
浄土真宗本願寺派が主催し、僧侶・科学者・芸術家など多様な分野の講師が集い、毎回予想を超えた化学反応が起こる現代版寺子屋「スクール・ナーランダ」(有限会社エピファニーワークスが企画・ディレクションを担当)第6回を、2022年2月12日(土)・13日(日)に山口別院にて開催することをお知らせいたします。
かつて日本を大きく変えた「明治維新」のうねりを作りだした山口でのナーランダのテーマは、「不易と流行」。今また大きな転換期を迎えている世界の中で、なにをどう変えたり守ったりしていったらいいのか、多様な講師陣と共に考えます。
今回の講師は、「社会的共通資本」を提唱し、近年再評価が高まる経済学者・宇沢弘文の長女で内科医の占部まり、元・銀杏BOYZギタリストで、現在は山口で農家・僧侶として暮らしている中村明珍、地球環境の変動や生命との相互作用を研究している生物地球化学者・吉田尚弘、古着をアップサイクルしたコレクションで注目を集めるブランド「SREU(スリュー)」の米田年範、そして、浄土真宗本願寺派の僧侶・赤井智顕と福間義朝。
講義だけでなく、特別プログラムも充実。雅楽と声明の音色、お香の香り、厳かに荘厳された空間を体感できる山口雅楽会による「特別法要」や、800年の歴史を持つ徳地和紙漉き体験、山口の郷土料理「瓦そば」や精進スタイルランチもお楽しみいただけます。
オフラインの参加対象は15~29歳ですが、今回初の試みとなるオンラインではどなたでも視聴可能となります。未来が見通しづらい時代の中で、心の軸を作り、行動していくためのヒントとなる智慧や人との出会いが得られる場、「スクール・ナーランダ」をこの機会にぜひ体験してください。
◎スクール・ナーランダ
Facebookページ https://www.facebook.com/HonguanjiNalanda/
Instagram https://www.instagram.com/hongwanji_nalanda/
■開催概要
テーマ:不易と流行 ~変わりゆく世界で変わらないために変わる私たち~
日時 :2022年 2月12日(土)・13日(日) 9:30~17:00
会場 :本願寺山口別院(山口県山口市小群花園町3-7)
講師 :〈2/12〉
占部まり(内科医)
中村明珍(農家・僧侶・音楽家)
赤井智顕(浄土真宗本願寺派僧侶)
〈2/13〉
吉田尚弘(生物地球化学者)
米田年範(ファッションブランド・ディレクター)
福間義朝(浄土真宗本願寺派僧侶)
定員 :《現地参加型》各日30名程度
《オンライン参加型》定員なし
参加費:《現地参加型》(会場に集合し全プログラムにご参加いただけます)
◎一般/1日3,000円、2日通し5,000円(いずれも昼食付き)
◎学生/1日2,000円、2日通し3,000円(いずれも昼食付き)※受付にて学生証を確認
《オンライン参加型》(ライブ配信にて一部プログラムを2日間ご視聴いただけます)
◎一般・学生/2,000円
申し込みページ>> https://nalanda6-yamaguchi.peatix.com/
※申込み締め切り:2022年2月7日(月)正午 先着順。
定員になり次第、締め切りといたします。
主催 :浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
共催 :浄土真宗本願寺派 山口教区 子ども・若者ご縁づくり推進委員会
企画・ディレクション:エピファニーワークス
企画・運営 :浄土真宗本願寺派 山口教区/チーム・ナーランダ山口
お問合せ :浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室
(〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下ル 浄土真宗本願寺派宗務所)
goen@hongwanji.or.jp
Tel(075)371-5181(代) fax(075)351-1211
http://www.hongwanji.or.jp
新型コロナウイルス感染症対策について:
開催にあたっては、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を徹底します。なお、今後の感染状況によりオンライン配信のみ、もしくは中止となる場合があります。感染予防ガイドラインなど、詳しくは申し込みページをご覧下さい。
■NALANDA Special(特別プログラム)
各講師による授業、講師全員によるトーク・セッション、参加者同士や講師を交えたディスカッションに加え、ランチやワークショップの内容も日によって変わるので、どちらも見逃せません!
(1)「山口雅楽会」特別法要(2/12)
雅楽並びに勤式作法の研鑽と普及に励む僧侶たちが集う「山口雅楽会」による特別法要。雅楽と声明の音色、お香の香り、厳かに荘厳された空間を体感する貴重な機会。雅楽器、お香、お袈裟など仏具や作法を体験するワークショップも予定。
(2)「徳地和紙」漉きと「和綴じ本」制作ワークショップ(2/13)
鎌倉時代初期、東大寺の高僧により山口に伝えられたとされ、800年以上の歴史をもつ「徳地和紙」。徳地地区で育てた天然の素材を使った質の高い和紙づくりを手がける職人に学ぶ、紙漉きと和綴じ本制作ワークショップ。
(3)「瓦そば」(2/12)と「精進スタイルランチ」(2/13)
ナーランダでは、その土地ならではの美味しいものを昼食にご用意。今回は、熱した瓦の上に茶そばと具を載せた、山口県を代表するソウルフード「瓦そば」と、家庭精進料理研究家・MAKIさんによる山口の野菜をたっぷり使った創作精進料理です。
■スクール・ナーランダについて
多様な分野の最前線から生きる智慧を学び、双方向に対話する新しい学びの場です。
名称は、5世紀の北インドにあった「ナーランダ僧院」にちなんでいます。智慧の象徴である「蓮」のある場所を意味する「ナーランダ」。仏教をはじめ、科学や芸術、哲学など多様な分野から現代を生き抜く智慧を横断的に学び、双方向に対話をし、実際に体験できる新しい学びの場をめざしています。参加者と同年代の若者が「チーム・ナーランダ」として、企画運営に参画しているのも大きな特長です。