沖縄市観音寺法人設立1周年記念改装落慶並びに住職就任式を開催

ワールドジャパン株式会社のプレスリリース

曹洞宗観音寺(住所:沖縄県沖縄市上地4丁目、代表責任役員 住職:島袋善照)は、7月24日午後3時から、観音寺開創より22年幾多の困難を克服し宗教法人を取得するに至り本堂の大幅な改装と住職の就任式を開催致します。更に沖縄の平和祈願、戦没者供養を併せて執り行います。

曹洞宗観音寺は、鎌倉時代に開祖永平寺開山高祖道元禅師が、釈迦の教えである正法の仏法を中国から我が国に伝え、宗旨の根本を確立しました。

その宗旨は、歴代の祖師方によって受け継がれ、特に四代目総持寺開山太祖瑩山禅師によってあまねく日本国中に広められ、今日全国に一万五千余の寺院とおよそ一千万檀信徒を擁する我が国で最大の宗派となっています。

1609年琉球王朝が薩摩藩の侵攻に敗れ、琉球の尚王が徳川家康へ朝聘上ることとなった際、王の無事を祈りお見送りした場所の一つに上地と同じ越来の一部のムイニー(森根部落)にカラハーイ(唐針=羅針盤)とよばれる東西の海を見渡せる聖地があり、葬儀や先祖供養、様々な祈願を行うウガンジョ(拝所)がありました。

時代は下り太平洋戦後、米軍により嘉手納基地が建設される際、このカラハーイも接収され昔のように拝みに行く事が出来なくなりましたが、観音寺は、このカラハーイを拝むように向いています。更にカラハーイで氏神として祀られていたとされる観世音菩薩(観音様)は、現在観音寺へご安置され五穀豊穣祈願や先祖供養として祀られ、エイサー祭りの旗スガシーの出発祈願も現在は観音寺でおこなっています。

今では上地地域のみならず沖縄県全体の沖縄戦戦没者供養、先祖供養、平和祈願を修行し、禅仏教を根本に安寧な生き方を伝道するため建立された観音寺が、宗教法人設立1周年を迎え記念の法要を開催し、みんなの寺として広く沖縄の皆様へ周知して頂くため観音寺法人設立1周年記念改装落慶並びに住職就任式を開催致します。

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監修:全国寺社観光協会

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