「仏像盗難対策に、国は予算をつけるべきか?」Surfvoteで投票開始

人口減少社会に突入し寺院の無住化や地域・檀信徒の高齢化が加速した結果、仏像の盗難も増加。寺院が保有する仏像などの寺宝の防犯対策に、国は予算をつけるべきかを問う

ポリミルのプレスリリース

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は新イシュー「仏像盗難対策に、国は予算をつけるべきか?」について、当社が運営するSurfvoteでユーザーの意見投票を開始しました。


■背景
「善光寺の顔」ともいえる尊像である、びんずる像が5日に盗まれ、犯人が逮捕されました。像は無事に戻されましたが、このような仏像の盗難があとをたちません。その原因の1つは、人口減少や高齢化です。人口が減少し高齢化が進むと、寺の住職が不在になる「無住化」や、地域や檀信徒が高齢化することで目が行き届かなくなります。盗難された仏像は、ネットオークションや古美術商の間で転売が繰り返されています。国内の博物館では相次ぐ盗難から、3Dプリンターで仏像の「お身代わり」のレプリカを製造し置き換えている試みもあります。
このような背景から、Surfvoteでは「仏像盗難対策に、国は予算をつけるべきか?」というイシュー(課題)を発行し、ユーザーの意見投票を開始しました。このイシューは、正覚寺住職の鵜飼秀徳氏に執筆いただきました。
https://surfvote.com/issues/mewggsqri5jp

■今回ご協力いただいたオーサー 鵜飼秀徳氏
作家、ジャーナリスト/正覚寺住職 京都・嵯峨の正覚寺に生まれる。新聞記者、雑誌編集者を経て独立。主に、宗教と社会の関係性について取材と発信を続ける。ニュースコメンテーターとしてテレビ・ラジオ出演も多い。 著書に『寺院消滅』(日経BP)『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP)『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』『仏教の大東亜戦争』(いずれも文春新書)など多数。 大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師。全日本仏教会広報委員(有識者)など。

■Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com/

■Polimill 株式会社
Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。
Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp/

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監修:全国寺社観光協会

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