桃太郎伝説の舞台 岡山県・吉備津神社が 国指定重要文化財「南随神門」の 修復・美装化に向けたプロジェクトを4月28日より開始

吉備津神社のプレスリリース

吉備津神社(所在地:岡山県岡山市北区吉備津931、代表者 宮司:藤井 崇行)は、この度クラウドファンディングサイトREADYFOR(レディーフォー)にて、国指定重要文化財である「南随神門」の修復・美装化のためのプロジェクトを2023年4月28日(金)より開始いたしました。

READYFOR 特別サイト: http://readyfor.jp/projects/kibitujinja

南随神門と本殿

南随神門

■吉備津神社の起源
吉備津神社は大吉備津彦命を主祭神とし、御本殿及び拝殿が国宝に指定される山陽道屈指のお社です。2年後の令和7年(2025年)には御本殿及び拝殿の再建600年という節目の年を迎えます。
主祭神大吉備津彦命(以後:命)は第七代孝霊天皇の皇子にあたり、古事記にも第十代崇神期に四道将軍のひとりとして登場し、吉備国の総祖神として広く崇敬されています。

■桃太郎伝説の始まり
その昔、命は吉備国で鬼と恐れられ人々を苦しめていた温羅(ウラ)を退治するために、都から派遣されました。命は知恵を絞り、悪戦苦闘の末、遂には温羅を退治しますが、 この戦いが「命の温羅退治神話」として伝わり、「桃太郎」の童話のもとになったと伝えられています。

■南随神門と祀られている神々
この度修復・美装化する南随神門は、延文2年(1357)に再建した御本殿の南西全長360mにわたる廻廊の途中に建つ境内中最古の社殿で、その名のとおり命の温羅退治に活躍した犬飼建命と中田古名命(桃太郎伝説の犬と雉のもとになったとされている)の二柱の神が祀られています。
前回の大規模な修復から約100年が経過し、朱や胡粉で彩られた部分も色あせ、動物の爪痕や落書き等の害も見受けられるなど、経年劣化によりその景観が損なわれていることは否めません。 2025年に迎える本殿再建600年の佳節に合わせて、この南随神門の改修・美装化を実施したいと今回のプロジェクトを決意しました。

■物語りを千年先へ守り繋げていくために
この美装化は文化財建造物の保全と維持を理解すること、そして後世に伝える力を養うこと、日本の文化・伝統・人の優秀さ・すばらしさを見返すことにもつながると考えております。そしてこの経験を、ご賛同いただいた方々と共にしたく、当社として初となるクラウドファンディングに挑戦しました。
国指定重要文化財のため、国と県、市からの補助金を得ますが、当社の負担も大きなものです。皆さまからの温かいご支援は、南随神門の修復費用に充てさせていただきます。
文化財建造物を次なる千年先へ維持・保全して行くため、当吉備津神社南随神門美装化事業の趣旨にご賛同いただき、どうか皆様のお力をお貸しいただきたく、ご支援をお願い申し上げます。

■リターン例
・15,000円(御札・御守コース)
御礼のお手紙(はがき)、ホームページ・特設サイトへの御名前掲載、御守、御札 他

・50,000円(特別御祈祷コース)
特別朱印、朱印帳、境内に寄附札掲示、特別御祈祷(1日) 他

・100,000円(神職による案内付正式参拝コース)
境内に寄附札掲示、特別朱印、朱印帳、正式参拝、御釜殿の神事体験(2名様での参加可) 他

特別御朱印

特別絵馬

■プロジェクト概要
プロジェクト名: 国指定重要文化財・南随神門の修復
期間     : 2023年4月28日10:00~6月26日23:00
目標金額   : 500万
特別サイト  : http://readyfor.jp/projects/kibitujinja

吉備津神社 READYFOR

■施設概要
施設名: 宗教法人 吉備津神社
代表者: 代表役員 宮司 藤井 崇行
所在地: 〒701-1390 岡山県岡山市北区吉備津931

■本件に関するお問い合わせ先
吉備津神社
Tel  : 086-287-4111
メール: info@kibitujina.com

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監修:全国寺社観光協会

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