正覚寺住職で作家・ジャーナリストの鵜飼秀徳氏が問題提起「AIが宗教に取ってかわることはない」が42.6%で最多の意見。ChatGPT自身も「技術的には不可能」と回答。
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営するSNS【Surfvote】で2023年2月20日から2023年4月30日の期間中、「ChatGPTの登場は宗教を衰退させるか?」というテーマで意見投票を募集し、この度結果を公表しました。
■投票詳細・結果
イシュー:「ChatGPTの登場は、宗教を衰退させるか?」
https://surfvote.com/issues/s5i1nz6fwl1f
投票期間:2023年2月20日〜2023年4月30日
有効票数:54票
選択肢:・将来、AIが宗教に取ってかわる
・AIが宗教に取ってかわることはない
・どちらでもない
・その他
・わからない
■コメント紹介(一部抜粋・コメントのない選択肢は未記載)
「将来、AIが宗教に取ってかわる」18.5%
・仏教とAIは親和性が高いといえるのなら、AIが宗教に取ってかわる将来はあるのではないか。(30いいね)
「AIが宗教に取ってかわることはない」42.6%
・宗教組織による互助は悩みを聞くだけでなく具体的な人との触れ合いや生活の補助なども含めてであり、抽象的概念とは程遠いものなので、AIはあまり役に立たないだろう。カウンセリングや病気診断・投薬指示などはAIによる代行が可能だとは思うが、それは医者やカウンセラーの仕事で、宗教ではない。(34いいね)
「どちらでもない」31.5%
・AIも宗教も混じりあって共存していくと思うから。(35いいね)
「わからない」6%
・今は何かわからないことがあればネットで検索しそれを参考にする。宗教もAIに頼るのかもしれないが、少し寂しい気もする。人と人の関りが薄れていくような気がして。(29いいね)
■今回問題提起いただいたオーサー 鵜飼秀徳氏
作家、ジャーナリスト/正覚寺住職 京都・嵯峨の正覚寺に生まれる。
新聞記者、雑誌編集者を経て独立。主に、宗教と社会の関係性について取材と発信を続ける。
ニュースコメンテーターとしてテレビ・ラジオ出演も多い。 著書に『寺院消滅』(日経BP)『ビジネスに活かす教養としての仏教』(PHP)『仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』『仏教の大東亜戦争』(いずれも文春新書)など多数。 大正大学招聘教授、東京農業大学・佛教大学非常勤講師。全日本仏教会広報委員(有識者)など。
■Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。
https://surfvote.com/
■Polimill 株式会社
Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。
Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。
https://polimill.jp/