7/16(日) 独自脚本の琵琶語り劇「耳なし芳一の話」を、物語の舞台である旧阿弥陀寺・赤間神宮で、英語字幕付きで初上演

会場来場者には、もれなく赤間神宮御朱印を授与! オンラインで翌日~2週間のアーカイブ視聴もあり

トミタプロデュース株式会社のプレスリリース

トミタプロデュース株式会社が主宰する関門地区の魅力発信プロジェクト「関門時間旅行」では、この度、下関の赤間神宮および小河知夏劇場と共催で、旧阿弥陀寺・赤間神宮に伝わる「耳なし芳一の話」を、独自脚本・演出による舞台として制作・上演します。
キャストに、2018年に琵琶楽日本一となった琵琶演奏家の髙木青鳳さんと、日本全国で文学ライブ「語り劇」を展開する元声優の語り師 小河知夏さんを迎え、伝説の琵琶法師「芳一」が蘇るような迫力の舞台をお見せします。
ラフカディオ・ハーン原作の英文をいかしChat GPTで概訳~ネイティブチェックした「英語字幕」も制作し、生舞台に投影する演出にもチャレンジ。外国人にもお楽しみ頂きたいと考えています。また生舞台のほか、翌日から31日まで2週間全国からオンラインでご覧いただけるアーカイブ販売も致します。
会場ご来場者には全員に赤間神宮の御朱印を授与。赤間神宮は「耳なし芳一の話」の舞台となった旧阿弥陀寺であり、境内には安徳天皇の陵(みささぎ)や平家一門の墓、芳一像を祀る「芳一堂」などもありますので、物語を味わい改めてご参拝されれば、感慨ひとしお請け合いです。


報道各位

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度、旧阿弥陀寺・赤間神宮に伝わる物語「耳なし芳一の話」を、関門地区の様々な魅力をコンテンツ化している関門時間旅行事務局(代表:富田剛史/トミタプロデュース株式会社)が2人の表現者と共に「琵琶語り劇」として舞台化し、赤間神宮内「龍宮殿」の舞台で7月16日(日)に上演することとなりました。

赤間神宮では、毎年7月15日に耳なし芳一と平家一門を弔う琵琶の奉納演奏を「耳なし芳一まつり」として実施して参りましたが、今年はこの神事の翌日、7月16日に一般の方が観て分かりやすい舞台として、琵琶語り劇「耳なし芳一の話」を、赤間神宮が関門時間旅行事務局および小河知夏劇場と共催いたします。
トミタプロデュースが、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「耳なし芳一の話」(1904年|明治37年)を原作に、現代語の語りと琵琶と謡いを織り交ぜた構成に仕立て直し、旧阿弥陀寺時代からの文化である琵琶語りの素晴らしさを、新しいスタイルで現代に伝えます。
また、参拝と慰霊のお気持ちの御印として、来場者にもれなく赤間神宮の御朱印をお渡しします。

語りは、全国で様々な文学作品を「文学ライブ 語り劇」として上演している元声優 小河知夏さん。琵琶演奏と謡いは嶺青流筑前琵琶 おおとり座 主宰で、2018年「第55回 日本琵琶楽コンクール」で全国一位に輝いた実力派の髙木青鳳さんを迎え、脚本・演出は、関門時間旅行プロジェクトで平家物語の琵琶朗読劇「波の下の都」も手掛けているトミタプロデュースの富田剛史が担当します。

また、外国人にも広くこの物語をお伝えしたいと思い、英語字幕を生の舞台のスクリーンに写す演出にも取り組みます。
ラフカディオ・ハーンの原文を参考に、今回の語り劇の台本を話題のAI Chat GPTに概訳させたものを日本文化を愛する地元のアメリカ人に修正していただき翻訳しました。元々英語で書かれたこの物語を、120年の時を経た壇ノ浦の地で琵琶の音と共に英語で多くの外国人の心にも届けられたらと思っております。

本件は、下関ローカル向けのお知らせというより、福岡県・山口県をはじめ、中国・九州の広域にお知らせし、海の日の三連休でもあるこの機会に関門エリアにお運びいただきたく、記事・番組などで多くの人にご紹介を賜われれば幸いです。
また、舞台上演の翌日17日~2週間、31日まで、オンラインでご覧いただける「アーカイブ」販売も致します。会場まで来られないという方、または会場でみた感動を再度見たいという方にもおすすめです。

本件お問合せ先:富田剛史|関門時間旅行事務局
info@kanmontime.com 090-1217-3059

■公演概要
・日時:2023年7月16日(日)13時受付開始 13時半開演
・公演時間:1時間半くらいの予定
・会場:赤間神宮「龍宮殿」 〒750-0003 山口県下関市阿弥陀寺町4-1
・入場料:前売り3,000円 当日3,500円 オンライン2,000円
下関・赤間神宮社務所と小倉・井筒屋プレイガイドおよび、下記のイベント公式サイトで
    前売の販売・予約受付をしています
イベント公式サイト(日英対応)
https://kanmontime.com/mimi-nashi-hoichi/
※オンライン視聴チケットは公式サイトのみで販売
・出演:
【語り】小河知夏(小河知夏劇場 主宰)
【琵琶と謡い】髙木青鳳(嶺青流筑前琵琶おおとり座 主宰)
・原作:小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)「耳なし芳一の話」
・脚本・演出:富田剛史(関門時間旅行プロジェクト 主宰)
・企画・制作:トミタプロデュース株式会社
・主催/関門時間旅行事務局(https://kanmontime.com/)小河知夏劇場(https://ogawa-chinatsu.com/
・共催/赤間神宮(http://www.tiki.ne.jp/~akama-jingu/

出演者プロフィール

小河知夏|おがわちなつ
群馬県生まれ。埼玉県川口市在住。
声優としてアニメやゲームなどで活躍した後、絵本の読み聞かせや児童文学の朗読などで公演を重ねる。2019年より文学作品を登場人物のキャラクターを演じ分けて語る新たな試み「語り劇」の創作に取り組み、「小河知夏劇場」として各所で上演している。
夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介、太宰治など文豪の作品、宮沢賢治、小川未明などの童話や、江戸川乱歩、星新一などミステリーやSF、オー・ヘンリー、サン・テグジュペリ「星の王子さま」など海外作品まで、幅広いレパートリーを持つ。
東京各地や地元の埼玉県、ふるさと群馬県などの他、北鎌倉・浄智寺での定期公演や、毎月Zoomでオンライン公演も行い、新しい文学の楽しみ方である『文学ライブ「語り劇」』の普及に取り組んでいる。

語り師:小河知夏

 

髙木青鳳|たかぎせいほう
福岡市出身、福岡市在住。
2005年、故・青山旭子(嶺青流筑前琵琶保存会第2代会主)に師事
2015年、NHK邦楽オーディション合格
2016年・2018年、「くまもと全国邦楽コンクール」にて奨励賞を受賞
2018年、「第55回 日本琵琶楽コンクール」にて第一位入賞し
あわせて、文部科学大臣賞・日本放送協会会長賞・日本琵琶楽協会会長賞、辻靖剛賞・鶴田錦史賞・石田琵琶店賞を同時受賞し、名実ともに第一人者として名を連ねる
この年の秋に、関門時間旅行プロジェクト制作の平家物語の舞台「波の下の都」を初演しその後門司港「三宜楼」を舞台に繰り返し上演
2020年、嶺青流筑前琵琶「おおとり座」創設

琵琶と謡い:髙木青鳳

赤間神宮 水天門

物語の舞台…安徳天皇阿弥陀寺陵

平家一門之墓

 

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監修:全国寺社観光協会

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