寺社特化型クラウドファンディング 「現代の寺社勧進プロジェクト」始動

 
神社仏閣を対象にしたクラウドファンディング「現代の寺社勧進プロジェクト」が12月23日に始動した。この取り組みは、東京都のうぶごえ株式会社が、神社仏閣オンラインや一般社団法人SOCIAL TEMPLEと提携し、寺社の修復や地域活性化を支援するために立ち上げたものだ。

奈良時代に起源を持つ「勧進」の文化を現代に復活させた形で、寺社に特化したクラウドファンディングという特色がある。手数料無料で利用できるほか、ページ制作やSNS投稿支援、プレスリリース配布まで一貫してサポートする「伴走型」の仕組みが特徴となっている。

初号案件では、山梨県身延山奥之院思親閣の修復と奉納事業を実施。文化財保全や地域住民との連携を通じて、歴史的価値を次世代へと繋ぐことを目指す。

提携各社は、寺社を核に地域社会の活性化を図る方針を掲げ、修復事業や観光誘致、地域特産品の開発など幅広い分野でプロジェクトを展開していく予定だ。

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監修:全国寺社観光協会

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