相国寺承天閣美術館(京都市上京区)は、日本画家でインド美術研究者の畠中光享氏を特集する企画展「畠中光享 日本画展 清浄光明を描く」を開催する。会期は、Ⅰ期が2025年3月8日から4月20日、Ⅱ期が4月23日から6月22日まで。
奈良の寺院で生まれた畠中氏は、インドの仏伝(釈尊の伝記および思想)を主題に、日本画の伝統技法を生かした作品を制作。1974年の初訪問以来100回以上渡印し、インドの細密画や染織品、彫刻を研究と収集しながら、独自の画風を確立してきた。本展では仏教の本質に迫ろうと制作を続ける畠中氏の新作を含む優品約100点が紹介される。
相国寺承天閣美術館HP:https://www.shokoku-ji.jp/museum/