宮崎県高原町の狭野神社「参集殿」にて、2025年2月22日(土)~24日(月・祝)に、高原町の歴史をノンバーバルで体感できるイマーシブ展覧会「高原、記憶のイマーシブ」が開催される。本展では、フォトグラメトリ技術を活用した没入型映像作品を上映し、狭野杉から生まれたアート作品も展示。神話と自然が息づく狭野神社の空間が、デジタル技術によって新たな体験の場となる。
デジタル技術で表現する文化財の記憶
上映作品では、狭野神社周辺の文化財である「狭野のスギ並木」「狭野神社ブッポウソウ繁殖地」「高原の神舞(狭野神楽・祓川神楽)」を題材に、光と音を通じてその歴史や伝承を可視化。言葉を超えたノンバーバルなアートとして、来場者の五感に訴えかける。
映像鑑賞後は、狭野杉を素材としたアート作品の展示を観覧。木々の持つ生命力と人の創造性が融合した作品が、未来へのメッセージとして発信される。また、本イベントの舞台となる狭野神社そのものが、ひとつのアート作品でもある。木々の静けさ、参道に射し込む光の陰影、そして鳥のさえずり―そのすべてが、この特別な体験を支える要素であり、訪れる人々が過去と未来の狭間で「今」を見つめ直す空間として、この地の静寂と躍動を体感できる。
開催概要
日程:2025年2月22日(土)~24日(月・祝)
時間:10:00~12:00 / 14:00~16:00(各回20分・定員24名)
会場:宮崎県高原町 狭野神社「参集殿」
観覧料:無料
主催:はじまりの地・神話の音色コンサート実行委員会
共催:クリーク・アンド・リバー社、奥霧島地域商社ツナガルたかはる ほか
▼詳細:公式サイト
【出典:PressWalker 2025年2月18日】