愛知県豊川市の豊川稲荷(圓福山妙厳寺)で、墨絵師・西元祐貴による「豊川 新鳥獣戯画」の制作が始まる。これは、72年ぶりに開催される「豊川稲荷御開帳」の記念企画として実施されるもので、2025年3月7日から9日にかけて最初の襖絵3枚が制作される。
「豊川 新鳥獣戯画」は、国宝・鳥獣戯画の精神を受け継ぎつつ、現代の感性を融合させた襖絵プロジェクトで、12枚の襖絵が四季をテーマに描かれる。第1弾となる「甲巻」では、豊川の自然と生命、祈りを題材に、春の息吹を象徴する作品が制作される。
制作の舞台となるのは、格式ある豊川稲荷の「最祥殿」。昭和4年に建立された総檜造りの大規模な建築物で、四百畳敷きの大座敷で、西元の筆が生み出す壮大な襖絵が新たな芸術空間を創出する。制作の様子は後日映像で公開される予定で、現地を訪れることができない人々にもその過程を伝える。
このプロジェクトは、2025年から2026年にかけて進行し、完成した襖絵は特別展示も予定されている。詳細は豊川稲荷の公式サイトやSNSで順次発表される。
制作開催概要
イベント名称:「豊川 新鳥獣戯画」制作
開催期間:2025年3月7日(金)~3月9日(日)
開催場所:豊川稲荷(圓福山妙厳寺)(〒442-8538 愛知県豊川市豊川町1)
制作スケジュール
春(第1弾):2025年3月7日(金)~3月9日(日)
夏:2025年4月5日(土)~4月7日(月)
秋:2025年10月3日(金)~10月5日(日)
冬:2025年11月1日(土)~11月3日(月)
特記事項
完成した作品は特別展示を予定
制作過程は後日映像で公開
詳細は公式サイトおよびSNSにて随時更新
【出典:PRTIMES 2025年3月3日】