
火渡りの様子
兵庫県加古川市の鶴林寺で、2025年3月21日から23日にかけて「聖徳太子会式(お太子さん)」が開催される。 鶴林寺は飛鳥時代に創建されたと伝えられ、聖徳太子ゆかりの寺として「播磨の法隆寺」とも称される。 本堂や多宝塔などの貴重な建造物が並び、境内には静寂な空気が漂う。聖徳太子会式は、その遺徳を偲び、参拝者が無病息災や家内安全を祈願する行事として古くから続いてきた。
法要後には、修験道行法として知られる火渡りが行われる。 この儀式では、燃え盛る護摩の灰の上を素足で歩くことで、心身を清め、厄除けや健康祈願をする。一般の参拝者も参加でき、災厄を払い、新たな一年の無事を願う。

鶴林寺(かくりんじ)
【出典:PRTIMES 2025年3月17日】