大聖院で「法華の鐘」記念 特別御朱印を期間限定授与

栃木県佐野市の大聖院は、特別御朱印を期間限定で授与する。この企画は、佐野市吉澤記念美術館で開催される特別展「丸山瓦全と佐野のお宝保護作戦!」に合わせたもので、大聖院所蔵の銅鐘「法華の鐘」の拓本展示を記念したものだ。

「法華の鐘」は1739年、天明鋳物師の丸山善太郎が製作した銅鐘で、全体に『法華経』の全文6万9千字が刻まれている。この鐘を鳴らせば、『法華経』の全巻を読誦したのと同じ功徳が得られるとされ、特別な意味を持つ文化財だ。今回の企画展では、この梵鐘から採られた拓本が展示される予定である。

戦時中の金属供出を免れた「法華の鐘」は、佐野市の指定有形文化財に登録されている。特別御朱印には、この鐘の撞座部分の拓本を基にした印章が押印される予定。大聖院は、938年創建の真言宗豊山派の寺院で、不動明王を本尊とする。地域において長く信仰を集めてきた。

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【出典:PRTIMES 2025年1月11日】

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監修:全国寺社観光協会

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