寺院による震災関係者のための終活セミナー開催(3/9石巻市)

13年間震災支援に関わってきた寺院団体が主催する勉強会。行政書士による相続や遺品整理の解説や、4月に開園する桜の森樹木葬の紹介を行う。

一般社団法人てあわせのプレスリリース

以前実施した終活勉強会の様子

震災の心の復興活動として行った寺子屋カフェの様子

 

未曾有の大災害から13年、ライフラインは復興し普段通りの生活を取り戻している人が増える一方で、つくば国際大学医療保健学部看護学科によると、東日本大震災において遺族となった人の数は約10万人 (医療保健学研究 第4号:73-77頁/2013年3月1日採択) と推計され、遺族へのケアは本震災における重要なテーマの一つである。

70歳代の被災者10名を中心に現在の不安について調査を伺ったところ、最も多かったのが「誰が自分を看取り、誰が弔ってくれるか」と回答。伴侶が亡くなった場合の葬儀や供養の問題、残された人にとっての負担などといった事に悩む人が多くいる。そこで当団体は、人ひとり、誰も取り残さない社会にしたいと思い、後継者がいないお独り身の方や震災被災者を対象に、終活準備のセミナーを開催することにした。

(一社)てあわせは、震災の心の復興活動として、寺子屋カフェや高齢化に伴う終末期の準備についての勉強会を開催してきた。少しでも終活への不安を取り除き、終活をポジティブなものにしていきたいと思っている。

今回のセミナーを通して、土地や財産をどのように承継していくのか、終活としてとらえることによって不安を安心に、そしてよりよく生きる備えにして勇気付けたいと思っている。

イベント詳細

◆ 名称:震災関係者のための「安心終活セミナー」と桜と虹の樹木葬開園説明会
◆ 会場:宮城県石巻市蛇田公民館 宮城県石巻市恵み野2丁目26
◆ 日時:3月9日(土)午後1時30分〜3時
◆ 内容:相続登記や遺品整理について解説・4月開園の樹木葬の説明
◆ 参加人数:30名
◆主催:一般社団法人てあわせ 共催:石巻市観音寺

≪本リリースによる問い合わせ先≫
一般社団法人てあわせ 代表 後藤泰彦
〒029-0201 岩手県一関市川崎町門崎字舘畑309(常堅寺内)
電話:0191-43-3932
Mail:info@sizentai.net  
サイト:https://sakura-jumokuso.com/

資 料

震災沿岸400キロの中間地点

亡き人に再開できる桜の森と虹の架け橋

犠牲者数の石を積み上げた慰霊碑

鎮魂の桜植樹と桜の森 一般社団法人てあわせ

一般社団法人てあわせは、震災犠牲者の鎮魂供養として、仮設住民とともに被災地沿岸に千本の桜を植樹してきた。その中心地が石巻市皿貝観音寺の鎮魂の桜森である。
この桜の森は、震災被害の沿岸南北400キロのちょうど中間地で、さらにM9の震源地(海岸から真東に130キロ)の位置に垂直に交差する場所である。
また、観音寺所有の山林であることから、この地を震災の祈念場所として、平成26年慰霊碑を建立した。
この慰霊碑は犠牲者数の数(約18,000枚)の玄昌石(雄勝硯石)を積み上げ、訪れた人達がそれぞれの方向に手を合わせ、想いを巡らす場所となっている。
またこの森には、津波によって遊び場をなくした子供達のための山小屋や、アスレチック施設も設けられ、自然の中で心を癒す散策コースなども整備されている。

桜の森のふところで 誰もが安眠できる魂の住み家

観音寺では震災地域の弔い不安に対処できるよう、数年前から役員関係者と協議を進めてきたが、今回鎮魂の森の一角に、樹木葬永代供養塔を建立することになった。
鎮魂の森は祈りの位置的中心であることや、今後の単身高齢者の葬送の問題にも対応でき、誰も取り残さない福祉の実現を目指し、一般社団法人てあわせとの協働で、社会課題解決の一助にもなり得ると判断した。
観音寺では開園にあたって、災害を乗り越え、誰もが安住できる終の住処として、一定の条件を満たすことによって合祀区画を無料で提供する。

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監修:全国寺社観光協会

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