開業35周年を記念した地域共創の特別プラン
ザ・プリンス 京都宝ヶ池(所在地:京都市左京区宝ヶ池、総支配人:滝沢政志)は、伊藤若冲と壬生寺の知られざる関係と京都の美・伝統を体感していただける宿泊プランを律宗大本山 壬生寺(所在地:京都市中京区、松浦俊昭 貫主)と協働し販売いたします。
地域の人々とともに700年、主に口伝で伝え継がれた伝統芸能「壬生狂言」の舞台で、コロナ禍で使用する機会が減少する中でも大切に日々手入れされている大念佛堂(狂言堂)や、平安時代の作品で重要文化財に指定され、日本最古の地蔵菩薩像の一つとされる 本尊 延命地蔵菩薩、色鮮やかな友禅の障壁画、襖絵、170年前に奉納された壬生狂言の衣装の柄から採られた天井絵等、通常非公開の本堂内部などを拝観していただきます。また、実際に壬生狂言の番組で使用されていた仮面の一部を手に取り、復元新調された伊藤若冲奉納の仮面を間近にご鑑賞いただく等、特別感とともに京都に伝え継がれた伝統をご体験いただけます。
本プランの特徴
1. 僧侶による、伊藤若冲のお話しや、密を避けながらのご案内など当プラン限定プライベートツアー
2. 伊藤若冲の意匠をモチーフにした当ホテルに1室しかない「西陣スイート」に宿泊
<プラン概要>
【期間】2021年10月1日(金)~2022年3月31日(木)
【料金】¥54,594~ (2名1室1名あたり/室料・拝観料・朝食・消費税・サービス料込み、宿泊税別)
【内容】西陣スイートでのご宿泊、レストランでのご朝食、壬生寺特別参拝、クラブラウンジアクセス
※プラン、ツアーの内容は、予告なく変更となる場合がございます。
<お客さまからのお問合せ>
TEL:075-712-1111(宿泊予約係) 10:00A.M.~6:00P.M.
伊藤若冲
江戸時代中期、京都の青物問屋の長男として生まれ、独学で作品を制作。細部まで描き込まれ、極彩色で彩られた絹本着色の作品や即興的な筆遣いとユーモラスな表現が特徴の水彩画は、日本美術史上でも異彩を放ち、奇想の絵師として、世界中の人々を魅了しています。
壬生寺
鑑真和上ゆかりの律宗・壬生寺は、正暦2年(991年)に創建され、本尊の延命地蔵菩薩(重要文化財)をはじめとする多数の地蔵菩薩を祀っています。古来よりの地蔵信仰とともに厄除・開運の寺として信仰が厚く、2月の厄除け節分会の行事は約900年もの歴史があります。また幕末に活躍した新選組が大砲や剣術・馬術の訓練をした場所であり、境内の壬生塚には隊士の墓塔を祀り、新選組ゆかりの地としても広く知られています。
壬生狂言
正しくは「壬生大念佛狂言」と言い、「壬生さんのカンデンデン」という愛称と共に、鎌倉時代から京の庶民大衆に親しまれてきました。せりふのない無言劇で、およそ700年前の正安2年、壬生寺中興の祖、円覚上人が融通念仏を修し、その念仏の意味を大衆にわかり易く説明するために仕組んだのがその始まりといわれています。三大念仏狂言(壬生・嵯峨・千本)の一つで、能楽、特に狂言の変遷過程を知る上でも貴重な壬生狂言は、我が国の芸能史上重要な地位を占め、昭和51年に国の重要無形民俗文化財に京都府下で最初に指定されました。
西陣スイート
西陣の織屋・渡文株式会社プロデュースのスイートルーム。伊藤若冲の意匠をモチーフにした黒と金の世界で構成されたファブリックが、ホテルでありながら町屋に訪れたような安らぎを味わっていただけます。ベッドルームでは、靴を脱いでお過ごしいただきます。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池の35周年企画
2020年10月、グランドプリンスホテル京都からリブランドオープンしたザ・プリンス 京都宝ヶ池は、2021年10月9日(土)開業35周年を迎えます。地域の方々への感謝を込めて、京都の歴史・伝統・食、洛北の自然など
多彩な魅力の発信をより一層強化してまいります。