山形県朝日町の「空気神社」とコラボレーション

パナソニックグループのプレスリリース

パナソニック株式会社 空質空調社(以下、空質空調社)は、日本一(※1)空気がきれいな山形県にある朝日町の「空気神社」とコラボレーションします。空質空調社として、地方自治体とのコラボレーションは初めてで、空質空調社が持つ空質空調機器、LED照明、クリーンエネルギー関連製品などを活用して、空気神社を朝日町が目指す「環境の町(※2)」のシンボル化に向けてサポートするとともに、空気や自然の大切さを発信し、体感できる場を提供していきます。

山形県は4年連続、PM2.5濃度で最良の都道府県に選出され、朝日町は世界で唯一、きれいな空気に感謝し祀る、宗教性のない、環境モニュメント「空気神社」を有しています。空気神社は、町民が「山で仕事をすると、平地の時よりも疲れにくい。これは豊かな自然が作り出すきれいな空気の恩恵である。空気とそれを生み出す自然に感謝する神社を建立しよう」と提案したことがきっかけで、1990年に誕生しました。

空質空調社は、ブランドスローガン「空気から、未来を変える。」を掲げ、換気扇など空質事業とエアコンなど空調事業を展開しています。三つの顧客提供価値を定め、省エネやCO2削減で環境に貢献する「空気から、健やかな地球を。」、菌やウイルスなどの有害物質を抑制する「空気から、安心安全を。」、ストレスを軽減する「空気から、社会に活力を。」の実現を目指しています。空気神社が建立された際には、空気に感謝する考え方に共鳴し、当時、空質事業を展開していた松下精工が寄付を行いました。

このように、「人が健やかに生きるためには、良い空気が不可欠」という考え方で一致する、空質空調社と山形県朝日町の「空気神社」がコラボレーションし、きれいな空気や自然を守り、次世代に引き継ぐことを目指します。主な取り組みは、下記の通りです。

■コラボレーションの主な取り組み
1. 空気神社を朝日町が目指す「環境の町」のシンボルへ 空質空調社の技術で貢献
空質空調社は、空気神社や周辺設備を、空質空調機器、LED照明、クリーンエネルギー関連製品などを活用して、空気神社を朝日町が目指す「環境の町」のシンボルとすべくサポートします。換気機器、空間除菌脱臭機などの導入により本殿内の空気質向上に取り組むとともに、今年6月~8月に実施したライトアップについて、来年はゼロエネルギー化を検討。また、朝日町は空気神社周辺観測地で、「全国星空継続観察(※3)」において、1989年調査全国6位の実績があり、周辺の街路灯を光害対策型LED照明にすることで、美しい星空の保護に寄与します。更に、植林イベントの開催など、持続可能な社会づくりに向けたさまざまな取り組みを通じて、空気神社が日本有数の景勝地となるために努めていきます。

2. 空気や自然の大切さを継続的に発信
WEBサイトやSNSを活用して、空気神社における環境への取り組みや、人と空気の関わり、空気の課題やあるべき姿に対して私たちが取るべき行動など、空気とそれに関連する自然の大切さを発信します。例えば、人は生活の9割を室内で過ごし室内空気質が重要など、意外と知られていない身近な役立つ情報も紹介します。
また、子供を対象にした「空気教室」を朝日町と企画し、空気の価値を伝え、その恩恵に感謝する環境教育に取り組みます。

3. 空気神社のきれいで美味しい空気を体感できる場を提供
空質空調社は、空質7要素(温度・湿度・清浄度・気流・除菌・脱臭・香り)をコントロールすることで、あらゆるシーンに最適な空気を生み出すことができる技術を保有しています。この技術によって、空気神社のきれいで美味しい空気を、現地でなくても体感できる場を提供していきます。

空質空調社と山形県朝日町は、きれいな空気を守り、その価値を次世代に伝えていくために、様々な取り組みを行っていきます。

※1:各都道府県のPM2.5濃度調査を基に、山形県が集計。
※2:朝日町は、2050年の二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指すゼロカーボンシティを宣言。
※3:環境省が1988年から毎年夏と冬に全国の一般市民に参加を募り実施していた。2013年3月で休止した。

▼[プレスリリース] 山形県朝日町の「空気神社」とコラボレーション(2022年11月9日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2022/11/jn221109-2/jn221109-2.html

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監修:全国寺社観光協会

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