江戸時代から続く「伊豆のお遍路振興」のさらなる強化

任意団体だった伊豆霊場振興会がNPO法人として発足

株式会社サイトプラスのプレスリリース

伊豆霊場振興会(所在地:静岡県三島市、第四代会長:遠藤貴光)はこれまで50年にわたり任意団体として活動してまいりましたが、2023年11月にNPO法人化し、「NPO法人 伊豆霊場振興会」(所在地:静岡県三島市、会長:遠藤貴光、代表理事:加藤貴康)を発足しましたのでお知らせいたします。

◆お遍路文化の振興活動を一層強化◆
法人化を機に「お遍路文化の振興活動」への取り組みを一層強化いたします。取り組みの一例を紹介しますと、2023年4月には「令和の虎」への出演にて資金調達し、新たな「御朱印帳」を制作・販売開始しました。

【伊豆八十八ヶ所霊場の御朱印帳を作りたい!】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000080548.html

【「令和の虎」記念御朱印帳が、今日から販売開始!】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000080548.html

また、観光バス等によるお遍路ツアーも復活しますので、当会のwebサイト等で続報いたします。
https://izu88.net/tour/

◆全国の八十八ヶ所霊場について◆
もっとも有名な四国のお遍路を筆頭に八十八ヶ所の巡礼地は全国に幾つもありますが、「お砂踏み」と呼ばれている疑似体験ができる巡礼地も少なくありません。

本場四国の様に、全ての札所と呼ばれる寺院がお遍路さんを出迎え、納経をした証として納経印をいただける霊場は非常に珍しく、平安時代や江戸時代から続く霊場は、四国以外には愛知の知多半島と伊豆半島にしかありません。しかし、残念ながら先の大戦によっていずれの霊場も衰退しました。

戦後、四国は伊予鉄道の貢献により復興し、年間十五万人以上が参拝しています。愛知の知多半島は、平成になり名古屋鉄道が復興に一役買ったことで年間五万人以上が参拝しています。

そして伊豆八十八ヶ所霊場に目を移しますと、年間参拝者数は数十人程度にとどまり復興は道半ばです。伊豆にも年間数万人の参拝者を招くことが我々の目指す道です。

◆伊豆八十八ヶ所霊場について◆
伊豆八十八ヶ所霊場は400km以上に及ぶ行程ですが、伊豆の中心から始まって三島に北上し、箱根を超えて熱海へ。東海岸を下田に向かい、伊豆半島を時計回りに一周して最後に結願寺の修禅寺に向かいます。

風光明媚な伊豆半島の絶景と美味しい海鮮料理、そして熱海温泉や修善寺温泉といった日本屈指の温泉街がお遍路の工程を一層楽しい旅にしてくれるでしょう。

◆江戸時代からある霊場と遍路道の魅力◆
江戸時代には今のような自動車道はなかったので、当時の主要道路が遍路道であり、現在の鉄道や自動車道とは異なる古道を繋いでいます。
今では往来が減り朽ちかけた古道もありますが、伊豆の札所をつなぐ道を歩いて辿れば、江戸時代の風情すら感じられるでしょう。
また徒歩以外に、鉄道や自家用車での巡礼という新たな楽しみ方もあります。

◆お遍路の楽しみ方◆
お遍路には難しいイメージがあるかもしれませんが、宗教のように難しくとらえる必要はありません。最初は「大切な人の幸せ」を願うことで十分だと思います。
心穏やかに「大切な人の幸せ」を願うという機会も日常生活では少ないかもしれません。しかし、札所を参拝することで、身の回りの人の幸福と自身の幸福が重なった時、心から癒されると感じます。
誤解が多いのですが、お遍路は寺院の行事や修行ではありません。寺院の行事は、本堂にあがってご住職が読経しますが、お遍路は本堂に上がらずに、法事や法要の妨げにならないよう参拝する事が作法とされています。

◆日本を好きになる◆
寺院にはお墓があり日本人の歴史が眠っているとも言えます。先人達の功徳に触れる事で、大切な日本の「心」を感じることもできるでしょう。そして、日本を好きになり、祖先への感謝の念を抱くこともあるかもしれません。
伊豆八十八ヶ所霊場に多くの方が参拝することで、江戸時代から甦る「伊豆のお遍路文化の復興と繁栄」を願っています。

◆入会案内◆
伊豆八十八ヶ所霊場の復興と繁栄をご支援いただける方は、どなたでもご入会いただけます。
https://izu88.net/sinkoukai/

◆お問い合せ先◆
NPO法人 伊豆霊場振興会
info@izu88.net

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監修:全国寺社観光協会

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