奈良県が、ふるさと納税の返礼品として「若草山焼き行事特別観覧席」を新たに追加した。毎年1月に行われる若草山焼きは、奈良市を代表する冬の風物詩で、今回の特別席では奈良公園バスターミナル屋上から迫力ある山焼きと打ち上げ花火を間近で楽しめる。
若草山焼きは、春日大社や東大寺などの神仏習合の伝統に基づき、鎮魂や防火を祈願する行事。33ヘクタールの草地が炎に包まれる壮観な光景は、毎年多くの観光客を魅了している。
寄附額は1万円からで、観覧席の定員は先着140名。各ふるさと納税サイトで申し込みを受け付けている。奈良県は「観光を楽しむ返礼品を通じて、奈良の魅力を広く伝えたい」としている。
【出典:PRTIMES 2024年12月13日】