三重県明和町・サステナブルツーリズム研修開催|竹神社

 
三重県明和町で、地域の自然と文化を活かした持続可能な観光を考える「サステナブルツーリズム研修」が3日間開催された。研修では、持続可能な観光がどのようなものかを、GSTC(注1)の指標に基づいて学び、最終日はフィールドワークを実施した。

研修では、花ばたけによる史跡活用の好循環づくりを行なっている「斎王の庭・空と風のお花ばたけ」、持続可能な神社運営を地域住民と取り組む「竹神社(注2)」、平安時代の斎宮の暮らしを体験する「平安貴族体験」をフィールドに、マネジメント、社会経済、文化、環境の4つの側面から現状を確認。「文化財を守るための計画や、体制が整っているか」「歴史・文化を正しく伝えることができているか」「地域住民の参画があるか」「環境に配慮できているかどうか」など、4つの側面から地域の現状を知り、より持続的なものにしていくにはどうしたらいいかを検討した。

この事業は観光庁「令和6年度持続可能な観光推進モデル事業」の採択を受けて実施されたものである。

(注1)GSTC:持続可能な観光に関する国際的な基準(GSTCクライテリア)の設定・管理と、認証機関に対する国際的な認定の提供、および持続可能な観光に取り組む人材の育成などを行う非営利団体

(注1)竹神社(三重県明和町):古くから五穀豊穣や商売繁盛の守護神として信仰されてきた神社であり、近年は環境保護の観点からも注目されている。今回の研修では、神社の周辺環境の保全活動や、地域資源を活かした観光の可能性が議論された。

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【出典:PRTIMES 2025年2月7日】

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監修:全国寺社観光協会

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