山口市は、国宝瑠璃光寺五重塔の約70年ぶりの全面改修に合わせて展開した観光誘客事業「昇華 -shouka- 大内文化」が終了したと発表した。
瑠璃光寺の五重塔は室町時代の嘉吉2年(1442年)に建立された国宝であり、日本三名塔の一つにも数えられている。 山口市はこの塔の全面改修を記念して、2023年9月から2024年3月まで「昇華 -shouka- 大内文化」を実施した。同事業では塔のライトアップや映像・音響演出などを行い、地域の観光振興を目的に展開された。
檜皮(ひわだ)ぶき屋根の全面ふき替えを含む改修工事は、令和8年3月には周辺の樹木や舗装の復旧作業を終え、すべての工事が完了する見込みとなっている。

新しくなった檜皮ぶき屋根
【出典:PRTIMES 2025年3月17日】