浅草観光の新たな形として、地域の歴史と信仰に“没入する”体験を提案する「奥浅草ガイドマップ~物語で知る、もうひとつの浅草~」が、2025年3月20日より配信を開始した。インバウンド需要の回復とともに増加する浅草エリアの観光客に対応し、観光集中による負荷の軽減を目的として、台東区および浅草観光連盟と連携し開発された多言語対応のデジタルマップである。
本ガイドは、日本語・英語・中国語・韓国語の4言語に対応。2025年の大河ドラマで注目される蔦屋重三郎ゆかりの地をはじめ、地域に息づく信仰や暮らしを音声ガイドでたどる“その場で没入する”イマーシブ体験を提供する。案内スポットには、弁財天を祀る吉原神社、福禄寿の今戸神社、寿老人の鷲神社など、浅草名所七福神も含まれており、江戸期から続く信仰の場を現代の技術で再発見できる仕掛けとなっている。
また、街歩きを楽しむ「デジタルスタンプラリー」では、各所でクイズに挑戦しながらスタンプを集めると、演芸チケットや宿泊券が当たるキャンペーンにも応募できる。単なる観光案内にとどまらず、遊び心と知的好奇心を刺激する参加型コンテンツとして、国内外の来訪者の関心を集めている。
オーバーツーリズムへの対応と地域文化の再発見を両立させるこの取り組みは、観光と寺社の在り方を見直すきっかけともなりそうだ。
【情報元:PressWalker】