飛弾千光寺で新たな活動もスタート
瞑想を医療や心の健康につなげる国際平和瞑想センター開設
飛騨千光寺の大下大圓住職は、四半世紀以上にわたって「いのち、生と死」の学習会として「ビハ-ラ飛騨」を主宰。その活動から、病院や在宅への専門的なボランティア活動として「ひだ医療福祉ボランティアの会」を結成、ベットサイドのボランティア活動を続けている。
高山市内にある「高桑内科クリニック」では、スピリチュアルケアワーカーを15年間勤め、医療チ-ムの一員として患者や家族の精神的ケアにもあたってきた。高野山大学大学院臨床宗教学講座の主任教授として、2年間の東京サテライト設営、運営にも関わった。
さらに大学での教鞭の傍ら、講演活動、飛騨千光寺で瞑想療法、心の研修に関する様々な宿泊研修を手がけ、医療、福祉、教育における「スピリチュアルケア」や「ケアする人のケア」、「臨床瞑想法」を普及している。臨床瞑想法教育研究所を開設し、日本看護協会出版などと連携して、看護師研修に参画している。臨床宗教師として、病院や施設、保健、行政プログラムにも参画してもいる。京都大学こころの未来研究センターの研修員として、臨床での瞑想応用を研究、臨床瞑想法のメソッドを開発した。
大下住職は、自身のスピリチュアルケアワーカーの活動や臨床瞑想法の研究を通して、瞑想をもっと健康に役立てていきたいと常日頃から考えている。そしてとうとう、その拠点となる「国際平和瞑想センター・パザラホール(金剛堂)が昨年(2019年)完成した。
ホールの内部には巨大なラビリンス。
人々の健康に寄り添う活動の拠点となる。
高野山真言宗 袈裟山千光寺(飛騨千光寺)
〒506-2135岐阜県高山市丹生川町下保1553
TEL:0577-78-1021
公式HP:http://senkouji.com
2021年大会は11月3日に予定されています。
情報は飛騨千光寺のHPでチェック:https://senkouji.com/news/202188trailentrystart/