横須賀美術館で開催中の企画展「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」が、開幕からわずか20日で観覧者1万人を突破した。歴史的名仏師・運慶が手がけた仏像5躯や三浦半島に伝わる仏像が展示され、地域の仏教文化を紹介する内容が好評を得ている。
本展では、国指定重要文化財6躯を含む全9躯の仏像が展示され、運慶と鎌倉幕府、三浦一族との結びつきをテーマにした中世仏教文化の粋が堪能できる。また、金沢文庫や鎌倉国宝館との連携展示も実施されており、周遊割引なども用意されている。
さらに、美術館併設のイタリアンレストラン「横須賀アクアマーレ」では、本展にインスピレーションを得た「精進プレート」を提供中。鎌倉時代に由来する精進料理をイメージし、植物性食材を使用したランチが好評を集めている。提供期間は12月22日まで。
展示は同日まで開催され、観覧料は一般1,000円、中学生以下は無料。詳細は美術館公式サイトで確認できる。
【出典:PRTIMES 2024年11月22日】