「いのちと自然の物語を紡ぎなおす」ことをテーマに活動している一般財団法人ハヤチネンダは、設立5周年の記念イベントとして、政治学者の中島岳志さんをお迎えして記念講演をオンライン配信いたします。
テーマは「死者と共に生きること」。配信は12月8日(日)14:00開始の予定です。無料でご参加いただけますので、どなた様もお気軽にご参加ください。
「死者と共に生きること」の開催にあたって
ハヤチネンダでは、定期的に行う森の手入れ企画や、街場やオンラインでの集いを通じ、人間以外の命との関わりを考え、今を生きる私たちの中での死生観を共に育む活動を行っております。
本イベントでは、長く「死者の民主主義」という議論を展開されてきた中島さんに、「死者の声を聞くとは」「死者と出会いなおすとは」をテーマにお話を伺います。
更に、新しい民主主義の展開として、山や川など自然の主権を認める海外の事例などをもとに、これからの政治や社会、暮らし方を展望します。
イベント概要
設立5周年記念特別プログラム
政治学者 中島岳志さんを迎えて「死者と共に生きること」
日時:2024年12月8日(日)14:00〜15:30
※本編終了後16:00ごろまで放課後部活(対話の時間)を予定しています。
場所:オンライン(Zoomでの配信を予定)
※見逃し配信あります。
参加料:無料
お申し込み:Peatixのイベントページからお申し込みください。
中島岳志さんプロフィール
1975年、大阪生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科博士課程修了。学術博士(地域研究)。2005年『中村屋のボース』で、大仏次郎論壇賞、アジア太平洋賞大賞を受賞。北海道大学大学院准教授を経て、現在、東京科学大学(旧東京工業大学)リベラルアーツ研究教育院教授。著書に『ナショナリズムと宗教』、『秋葉原事件』、『「リベラル保守」宣言』、『血盟団事件』、『岩波茂雄』、『アジア主義』、『親鸞と日本主義』、『保守と立憲』、『超国家主義』『自民党』などがある。
「いのちを還す森」に眠る仲間を募集中
ハヤチネンダでは、いつか私たちが「死者」となったときに眠る森を、仲間たちと育む埋葬プロジェクト「いのちを還す森」を始めました。会員は折々に集い、共に森の手入れを行い、自身のいのちを還す風景をつくっています。
私たちは、かつては「買う」ものではなかった墓のあり方を見つめ直すことで、地縁血縁をこえた縁を紡ぎ、新たな葬送の文化を醸成したいと考えています。現代をより良く生きるために。
問合せ先
一般財団法人ハヤチネンダ
遠野オフィス:岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛14地割122番地
東京オフィス:東京都新宿区市谷仲之町2番10号 合羽坂テラス#4
Email:contact@hayachinenda.org
tel:03-3359-5905