寺社Nowエゴドキュメント【京仏師・宮本我休】火災で焼け焦げた木材から釈迦如来を彫像する《前編》

まず、表面の焦げた箇所をノミでそぎ落とし、その後、鉋(かんな)で木肌を出していきます。

家は明治期に建てられたとのことですが、鉋をかけるとつい最近切り出されたかのような生き生きとした木肌があらわれ、木という素材の素晴らしさを改めて感じます。ここからノミ入れ式という儀式を経て彫刻に入ります。

木にはまだ焦げ跡が残っていますが、ご依頼主様に一刀入れて頂き 気持ちを一つに佛様をお迎えさせていただきます。


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監修:全国寺社観光協会

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